理想的な場所の見つけ方

Hanarapie, ハナラピエ, 花のある暮らし, 好きを仕事に, 癒やし, セラピー, 花, 心, 暮らし, 丁寧な暮らし, 東京, レンタルスペース, オープンアトリエ, お稽古, ワークショップ

来月開催予定のOpen Atelier ~お花の秘密基地~。
場所はスイーツの街・自由が丘にあるレンタルスペースSakura Borough(サクラボロー)です。
この素敵な場所のを見つけるに至るまでは半年以上の月日をかけました。

 

妄想から始まるアプリ検索

いつか自分で何かをするとしたら…。

そんな妄想をしはじめて結構になるのですが、今の現状で何かをするとしたら住んでいるマンションで人を呼んでお教室をすることは難しく、
都内で家賃を払って場所を借りようと思えば月に何万円かかかるわけで。
現実的なのは費用のかからないオンライン上か、あるいはその日限りのレンタルスペースを借りること。

そんな発想から1年近く前にインスタベースとスペースマーケットという2つのアプリを入れて妄想検索をしていました。

手順は簡単。
理想の条件を入れて検索してはそこでワークショップを開いている自分を妄想。
これの繰り返し(笑)

しばらくそんな検索を続けていると、より具体的にイメージを持つために実際に見に行ってみたくなりました。
半年ぐらいかけて4つほど見に行ったのが以下です。

 

実際に行ってみてわかること

最初に見学に行ってみたのが家から近い場所にあるレンタルスペース。
自宅から近いと物の持ち運びも便利だし自分自身が通いやすいのは有り難いと思い、当初は自宅近辺で円を描くように探していました。

レンタル料もお手頃で写真からも綺麗なスペースそうでしたので意気揚々と現場へ。

ところがスペース自体は満足でも駅からその場所に行くまでには日の当たらない高架下をずんずん歩き、飲食店の排気口の横を通らないといけないし、ゴミ捨て場もあっちゃたり。
これからお花を習いに行こうとウキウキしている人にも、お花に触れた後リフレッシュした人にもこの道を通ってもらうことはできない…。

こういうのは実際に足を運んでみないとわからない情報だなぁと思って肩を落として帰ってきました。

 

しばらくして見に行ったのは江東区にあるレンタルスペース2箇所です。
清澄白河の辺りって個性的な個人店があったりでおしゃれなイメージがあって探してみました。

1箇所目はあまりに場所がおしゃれで大きくて、まるでフォトスタジオ。
実際に雑誌やドラマの撮影で使われたりもするようです。
これではスペースを持て余してしまう…大きすぎるその場所に萎縮してしまいました。

そのまま向かったのが2箇所目。
元カフェだった場所をレンタルスペースにしていました。
ここは可愛らしくて結構気に入っていたのですが、元々カフェだっただけありお花のワークショップをするような動線が確保できないんですね。

例えば大きな作業用のテーブルが欲しいところだけど2~4人用の小さなテーブルしかない。
机を動かそうにもカウンターが邪魔になって動かせない、など。

聞くと飲食店を開いてみたいけどいきなり店舗を持つのは勇気がいる…なんて方に向けてはじめたレンタルスペースで、例えば主婦の方が週に一度ランチタイム限定でオーガニックカフェを開いていたり…
お料理教室を開いていたり…
そういった使われ方をしているようです。

私が求めていた場所ではなかったですが、色んな夢の叶え方があるんだなぁと勉強になりました。

 

最後に出会ったサクラボロー

またまた振り出しに戻った私の妄想。

自分で言うのもですが、私の偉いところはここで妄想をやめないのです(笑)
しばらく考えない時期ももちろんありますがゆるゆると思い出した時にまた検索条件を変えたりなんだして調べ続けていました。

もう家から近いとかは抜きにして、それぞれの街のイメージやそこで開催したらどんな人が来てくれるのかなと自由に考えます。

「日本橋だったら平日夜の仕事帰りの人がターゲットになるよね。開催するとなると19時以降か…ちょっと私が大変だな。」
「青山・表参道なんてオシャレでハイブランドのイメージ。だけどHanarapieはハイブランド化なんて考えていないしなぁ。」
「新宿・渋谷はターミナル駅だから来てもらいやすいけど反対にどんな人に来てもらいたいのかわからなくなりそう。」

検索するだけはタダなんで、自分の立場なんて置いておいてここでは言いたい放題です(笑)

色んな場所を検索していいかもと思った場所はいくつかあったのですがパッとひと目見て開放的な”窓”に心を持っていかれたのがサクラボローでした。

 

“開放的”はHanarapieのキーワードの一つ

Hanarapieのサイトを作る時に大事にすると決めたキーワードがいくつかあるのですがそのうちの一つが「開放的・のびのびとした感じを出すこと」です。
表現できているのかわからないですがクローズドなコミュニティにするよりは「どなたでもご自由に出入りどうぞ」のマインドでOpenな場所にしたいと思っています。

ですのでサクラボローのガラス張りのスペースに心を惹かれたのは当然といえば当然だったのかもしれません。

白を基調とした明るい雰囲気も好きでした。
(フラワーショップって黒を基調にしたかっこいい感じのパターンもありますが私は自分が表現するなら白ベースの明るい派です。)

早速申し込んで見に行くことに。
駅からの道のりもしっかりチェックです。

おぉ、途中にスタバがある。来てくれた人が帰りにお茶したりもできるな~。高ポイント!

実際伺うと親切なオーナーご夫婦が迎えてくださり、奥様から一つひとつ丁寧に説明していただいた安心感。
そして何よりやっぱりこの窓と開放感!私好き!となりました。

 

制約がある中で表現できることを考えよう

ご自宅でワークショップが開ける方はきっとそれが準備の面でも一番いいのだろうと思います。
仕入れだって、本当は車で市場に行って現物を自分の手で触って確認して買うのが一番いいです。

その一方で、それが難しいからといって必ずしもハンデではないと思っています。(強がりかなw)

固定した場所がないということは好きなところで自分の表現したいイメージで都度場所を選べます。
六本木や丸の内といった家賃が高すぎるような場所でも数時間限りのレンタルなら開催が可能になりますね。

オンラインをビジネスの場にすれば時間も場所も自由自在にフレキシブルに働けます。

仕入れはネットでうまくできるようになれば早起きする必要も往復の時間をもセーブできる。

私のように場所がない・車がない方きっといらっしゃると思うのですが諦めるのはまだ早いです!
これだけ便利な世の中、ほとんどのことは調べれば何かしら代行サービスがあったり抜け道ってものがあるもんです。
制約の中でできることをすれば勝手にオリジナリティになって差別化されると思います。

足掛け1年近く。
自信を持ってお客様を迎えられる場所でOpen Atelier ~お花の秘密基地~は開催されます。

1階の方が道路に面しているし場所も広いのですが、より開放感のある2階での開催です。
(収容人数6人程度の小さなスペースとなりますので、感染予防の観点から人数制限など対応させて頂く場合がございます。ご了承ください。)

よろしければお散歩がてら遊びにいらしてくださいね。

(ワークショップ B)Hanarapieのドライフラワーリースは定員に達した為、申込みを締め切らせていただきました。お申し込みいただいた方々、ありがとうございました。 )

オンラインでお花の仕入れ事情

Hanarapie, ハナラピエ, パリスタイル, 花のある暮らし, 好きを仕事に, 癒やし, セラピー, 花, 心, 暮らし, 丁寧な暮らし, ミモザ

私は車がないこともあり常にオンラインで花材の仕入れをしています。
いつもははなどんやアソシエを利用しているのですが花材のバリエーションを増やしたい思いから先月ハナスタにも登録をしてみました。

なかなか敷居が高かったハナスタ
審査にも無事に通り、先日初仕入れをしてみました。
それぞれに特徴があることがわかったので私の視点からまとめてみます。

 

利用までの流れ

はなどんやアソシエは一般の方から誰でも登録ひとつで気軽に購入できるサイトです。
一方でハナスタはお花でお商売をする人しか登録ができません。
わたしはオンライショップとワークショップの不定期開催があるとはいえ定期収入があるわけでもなく…
ハナスタは登録してみたいなと思ってはいたのですがなかなか敷居が高くて様子を伺っている状態でした。

そんなモジモジした感じで月日が流れていたのですが先日思い切って登録をしてみたのです。
だめなら審査で落とされるだろうと割り切った気持ちで…。

登録後の翌営業日にハナスタの会社の方から登録電話に電話がかかってきました。

かれこれ20分ぐらいお話したと思います。
なぜ他のオンライン仕入れではなくハナスタに登録したのかといった市場調査からはじまり
花屋での勤務経験の有無、
どのような形態でお花を販売しているか、
Google mapで登録住所を確認したがここは自宅なのか
店舗はないようだがどうしているのか
置き配する場所の指定などなど…。

聞かれた質問には全て正直に真摯に答えました。
大きく見せて仮に審査に通っても後がないですからね。

「こんな私でもよろしいでしょうか…」と終始自信がなかったのですが
「お聞きしている限り大丈夫です。ただ、慣れるまでは難しいと思います」とのこと。

後日利用マニュアルなどの冊子が送られてきてめでたく登録することができました。

 

それぞれのメリット・デメリット

ここからは私が実際に利用していた感想をまとめたいと思います。

オンライン仕入れのデパート、はなどんや

はなどんやは生花だけでなくドライフラワー、プリザーブド、アーティフィシャルと取り扱い花材の幅が広い上、
ラッピング資材や店舗用のディスプレイ商品などだいたい必要なものは全て揃っています。
昨年ぐらいから小ロット対応を拡大してくださり5本から購入できるお花も多くあります。

メリット
・圧倒的な商品ラインナップの幅広さ
・5本から購入できるお花がたくさんある(ただし数が少なくなるほどに単価は高くなります)
・24時間365日いつでも好きな時に注文できる
・到着日時を指定できる
・ほとんどの商品に画像がありイメージしやすい
・買えば買うほどポイントが貯まり会員ステージが上がる(ポイント還元率が上がる)
・生花の送料一括990円と安くてわかりやすい(生花が入っていなければ5,500円以上の購入で送料無料)

デメリット
・届いた花材が写真でイメージしていたものと色が違った、大きさが違ったはよくある話し
・夏場は特に花材が傷んで届くことも覚悟の上
・市場入荷日の当日に受け取ることはできない
・枝物、グリーンの品揃えが限られている

プロの期待にコミットするハナスタ

一方ハナスタは資材も多少はありますが多くなく、取り扱い花材も生花のみとなります。
しかし花のランクを販売時にきちんと提示してくれていたり、新鮮ないい状態の花材が市場到着日と同じ日に届けてもらえたり(地域によります)と
品質の良いお花を安心して購入できる仕組みが整っています。

メリット
・市場で切り花が販売される日(月水金)に自宅に届けてくれる(私の住む地域だと早ければ朝6時半過ぎに置き配してくださります)
・購入時に花のランクがわかる(秀優良で評価)
・生産元、生産者さんの名前が載っていて次回購入時の参考にもなる
・小ロット10本からの花材もそれなりにあるので個人教室などでも買いやすい
・ほぼ市場価格に近いので安くで仕入れられる
・良い状態の花、珍しい花も手に入る

デメリット
・購入可能日時/宅配可能時間が決められている
・写真がない商品も多いので調べながら購入する必要がある
・送料が1品目ごとに掛かる仕組みなので、注意して買わないと結局高く付く可能性も有り
・プロ仕様のサイトなので慣れるまで商品の探し方や購入までが難しい

 

色々なルートを持つことが大切

お客様のことを思うなら仕入れもうまくならないと。
自分がお家で趣味で飾る分にはその日綺麗であればそれでもいいのです。
手入れするのは自分なのでなんとでもなります。

一方でお客様からお金を頂くとなると、その方に渡す日が最高に綺麗であって欲しいしご自宅でもしばらく美しく楽しんでもらえる状態でいてくれることなど…
仕入れ花に求める条件が異なります。

一つだけの仕入れルートに拘らず、いろんな方法を試していいとこ取りができたら強いですよね。
まだまだ経験が足りていないのでこれからも試行錯誤がんばります。

Open Aterlier決定までの裏側

Hanarapie, ハナラピエ, パリスタイル, パリスタイルアレンジメント, パリスタイルブーケ, 花のある暮らし, 好きを仕事に, 癒やし, セラピー, 花, 心, 暮らし, 丁寧な暮らし, オープンアトリエ, ワークショップ, 自由が丘

来月開催予定のOpen Aterlir ~お花の秘密基地~。
共同開催者のHanakoさんとお毎日やり取りをして着々と準備を進めている最中です。

今回このようなイベントを開催することになったのは二人のかる~いの思い付きからでした。

 

はじまりはWestin Hotelでアフタヌーンティー

2月末の日曜日。
この春に育休から復帰をするHanakoさんと、復職前の時間があるうちにお茶に行こうということで優雅にWestin Hotelへ行きました。
Westin Hotelのアフタヌーンティーは他の東京のホテルの値段と比べると比較的お手頃でドリンクも飲み放題。
おすすめですよ~。

大満足のボリュームです。
予約したのが丁度お昼時だったのもあり一番下のサンドイッチから攻めることに。
徐々に上を攻めていって最後に生ケーキを食す予定が…
一番上に到達したころにはお腹がはち切れそう!
一番メインの苺が食べられなかったという悔しい思いをしました(/_;)

これはいつの日かリベンジするぞ…と心に誓います。

 

お茶会ではHanakoさんと仕事のことやお花のこといろんなことを話しました。
その中でポロッと、お互いが思い思いに好きな花を買ってきて並べて、お互いの花材をミックスしながら好きにブーケを束ねたら面白そうじゃない?なんて話しが。

Hanakoさんと私は昨年から同じ教室で同じ時間帯にお花のレッスン受けていることもあり、お互いのテイストをよーく知っている仲です。

私のテイストとHanakoさんのテイストはカバー範囲が違っていて、それが毎回レッスンで「あ~Hnakoさんらしいの束ねたな」なんて完成品を眺めるのが楽しみだったり。

自分にはない感性を表現できる人なので憧れでもあります。
なので自然と出たアイディアでした。

それいいね!と話が弾んで、なんなら美味しい焼き菓子とお茶でも飲みながら身近な人を呼んで家族交流もしちゃう?なーんて少しずつ発展していき、、、
せっかくするなら少~しだけでも対外的にお知らせしてみる?その方が張り合いが出るよね~ということになり、、、
お知らせするからにはOpen時間やイベント自体のネーミング、来てもらったらここに何があるのかをまとめないとね・・・。

二人で思いついた遊びが、気がついたら一気にプロジェクト化していました。

 

一人より二人だと心強い

一度プロジェクトになってしまうとそこからは早いもので。

現実的に花材を最低でもどのぐらい仕入れることができ、最大でどこまでの規模に収めないと自分たちではマネージできなくなるのかとか
目指す方向性だとか表現するテイストの擦り合せだとか…

この辺り、Hanakoさんがめちゃくちゃ得意で本当助かってます。
私がふわ~っとしたことを言って、言いながら自分でもよくわかっていない段階で呟いて、
するとHanakoさんが数値化してまとめてメモで共有してくださるのです(感涙)。

例えば私が「お花○○本持って行くね!もっとあった方がいいかな?もうちょっと頑張る?!」→ふわ~っとしたイメージで発言。

するとHanakoさんが「ふむふむ、お花○○本仕入れたら仮に一人○○本でブーケ作るとして大体○○人が集客の見込みになるね」
「作成時間に○○分を要するとしたら2時間半だと○○人だね」
と言った感じで具体化してくれます。

この思考回路、私いつも抜け落ちるんですよね…。
昔隣の席の先輩に「君は全体の方向性を示すのはなんとなくできるけど、数値化して考えるといいよ」とアドバイスいただいた日のことを思い出しました。(成長していないな、私…)

今ではいつまでに何をするかのスケジュール、何を買う、何を持ち寄る…
イベントまでに思いつくこと全てを整理して日々お互いに更新・共有しています。

花のテイストだけでなく仕事の進め方や考え方もお互いにカバー範囲が広がって本当に感謝です。

 

走り出したからにはこのまま勢いで走りきりたい

2月28日にお茶をして、翌3月1日には場所と日にちを押さえていました。
お互いの個人的な予定を勘案すると開催は4月しかなかったのです。
レンタルスペースのカレンダーの空き状況と我々の予定を合わせると候補日時も限られていたのですぐに決まりました。
(今回開催するサクラボローはどこでどうやって見つけたかというと、これは次回の記事に書きますね。)

インスタで告知したのが3月5日。
この4日間でプログラムとイベントの骨格を決めたのでやはりバタバタですね^^;

だけどすごく楽しいのです。

最初の出発点が「人を呼ぼう」「利益を出そう」「ワークショップをしよう」ではなくて「自分たちが楽しいことしよう」で、
そこから発展して色々なプログラムが付随して発生していったという順番なのでどこにどう立ち返っても”楽しい”のです。

誰も来なかったらどうしよっか
それならこういうことをしたら楽しいんじゃない?

どこまでいっても最後まで”どうすれば自分たちは楽しめるのか”ということを考えて企画をしています。

 

まだまだ詰められていないこともあるし正直初めてなのでやってみないとわからない。
ましてや初タッグを組むパートナー同士なんて未知数でしかありません(笑)

出たとこ勝負な感じも否めないのですが、今の私達でできることを一つひとつ丁寧に準備してお迎えしますので、よろしければお散歩がてら是非覗きに来てくださいね^^

春のブーケを束ねました

Hanarapie, ハナラピエ, パリスタイル, パリスタイルアレンジメント, パリスタイルブーケ, 花のある暮らし, 好きを仕事に, 癒やし, セラピー, 花, 心, 暮らし, 丁寧な暮らし, Bouquettome, ご自愛ブーケ, ご褒美ブーケ, selflove, セルフラブ, 春のブーケ, 女の子ブーケ, ピンク, スイートブーケ, ガーベラ, 桜, 雪柳, スイートピー

例年1月から3月までは春のお花がたくさん出回り種類が豊富なウキウキシーズンです。
思いっきり春満開な華やかで甘い花を束ねたいとセレクトしたブーケを紹介します。

 

スイートピンクな女の子ブーケ

春といえば桜。
桜といえばピンク。

ピンクと白の思いっきりガーリーでロマンティックなブーケを束ねました。

テーマはお雛祭り(桃じゃなくて桜ですが)。

一度こういうフリフリのロマロマの甘々なブーケを束ねてみたかったんだなぁと。

ブーケは季節を表すもの。
ちらちらそよぐ雪柳が冬から春にかけてのこの季節にしっくりきます。

古典的なガーベラも、組み合わせ次第で決してダサくない花材です。

 

ハッピーカラー全開の春爛漫

お次は黄色・赤・白と目が覚める明るい色合わせのブーケです。
先程のブーケがまだ朝晩は冷え込む春の訪れを表しているとしたら
こちらは春ならではの活発さを表現しました。

冬の間眠っていた生き物が目を覚まし活動を再開するような…
希望に満ちた生き生きとしたブーケです。

溢れんばかりのふわふわのミモザ。
元気いっぱいにぐいんと伸びるチューリップ。

見ているだけで幸せな気分になれるブーケを束ねました。

 

ブーケと一緒にお気に入りの靴も

今回はブーケと一緒にお気に入りの靴を撮影しました。

これはなんと母が履いていた40年前の靴。

綺麗に手入れしてくれていたおかげで今もピカピカで十分に履いて出かけられます。

バイト代を貯めて買ったと言っていた靴の数々。
中でもお気に入りのものはとうの昔に履かなくなったくせなかなか手放せないとのこと。

だけどいつまでも持っていてもね…もし気に入ってくれたんなら履いてちょうだいと譲り受けたのは3年ほど前。

大事にされていたのを知っているからこちらも大事に手入れして履いています。

この靴もこんなきれいなお花とツーショットが撮れてさぞや幸せだと思うよ、お母さん。

物をライフステージに合わせてアップデートしていく考え方も素敵だけど
お気に入りを何十年も大事にし続けられる人生の方に、個人的にはより一層の価値を感じます。

私も物を大切にする人でいたいと思います。

書くことからはじめる2021年

Hanarapie, ハナラピエ, パリスタイル, パリスタイルアレンジメント, パリスタイルブーケ, 花のある暮らし, 好きを仕事に, 癒やし, セラピー, 花, 心, 暮らし, 丁寧な暮らし, チューリップ

あけましておめでとうございます。
三が日が終わってそろそろエンジンかけていかなくてはいけないあたりですね。

去年の今頃はまだbeforeコロナの生活だったのかと思うと今年の年末にはどんな未来が待っているのか想像もつきません。
ですがどんな状況でも変わらず大切なのは”私はわたし”のマインド。

自分の価値観や自分のものさしがより一層大切になる時代だからこそ、本年も一歩ずつ”私はわたし”を大切に進んでゆきたいと思います。

 

夢が叶うモレスキンのノート

Hanarapie, ハナラピエ, パリスタイル, パリスタイルアレンジメント, パリスタイルブーケ, 花のある暮らし, 好きを仕事に, 癒やし, セラピー, 花, 心, 暮らし, 丁寧な暮らし, モレスキン, Moleskine, 手帳

「この手帳に書くことは全部叶うのよ」とプレゼントしていただいたモレスキンのノート。
今年の目標をワクワクしながら書き込みました。
プレゼントしていただいた方が「叶うから!」と何度もおっしゃっていたのもあって、書いているうちに全部叶うんじゃない?という謎な自信モードに(笑)。

もうちょっとハードル高いの入れておくか~とどんどん書いていくうちに自分の首を絞めることになってしまいました😓

なかなか大変な目標を立ててしまいましたが肝心なのは楽しむこと。
そして三日坊主でも0よりはマシ。
達成できるできないは置いておいてとりあえずやってみましょう。
さぁ、いくつ叶うかな…。

 

アウトプットと”らしさ”を出すこと

たくさんモレスキンに書いた2021年のHanarapieの目標をまとめると大きくはアウトプットと”らしさ”を出すことです。

今年は去年よりもたくさん発信し、私の世界観やいいな♪と感じるもの、考えをアウトプットしていこうと思います。
それと同時に特にTwitterや当ブログでは私のそのままの部分をもと出していこうと思っています。

今までHanarapieは私が美しいと思う世界観を美しく表現することを大事にして発信していました。

それはそれで素敵だねと褒めていただくこともありとても嬉しかったのですが、文章の修正を何度もし、憧れる世界観を意識するあまり”そのままな私の言葉”が少し置いてきぼりになっている窮屈さを感じはじめた昨年末…。

全く関係のない内容を発信するのも違うかとは思うのですが、発信者としてもう少し肩肘張らずゆるりとありのままをアウトプットしていきたいなと思います。

目標を立てるには大きなゴール到達のためにブレイクダウンして細かな日々の目標を建てる方法があります。
これはよく会社などでも取り入れられている方法だと思います。

この分野での知名度No.1企業になるという大きなゴールのために営業部では業績を○○%アップさせるという目標があり、さらに個人レベルでアポ電何回だとかノルマだとかそういったものですね。

私も今まではそのように立てていたのですが、今回自分で自由にHanarapieの目標を考えたとき、大きなゴールからではなく日々の小さな目標をいくつも立てました。

例えばPV数を○○%アップさせるために1週間でブログ何回更新するといった順番ではなくて「ブログを年間何記事アップする」と決めただけ。

それでその先何を達成したいのか、正直なところまだ見えません。
たとえ私が発信をたくさんしたとしても意外とサイトに訪れてくれる方は少ないかもしれないしSNSのフォロワーも増えないかもしれません。

Hanarapiがどう育っていくかは全然わからないし、あまり決めたくないなと思っています。
ただ私がいいなと思うもの、美しく感じるもの、考え方をシェアすることは私の自己表現だし、それに共感してくれる人と日本全国(いつかは世界とも)ゆるゆるつながっていけたらなんだか楽しそうだなと思ってます。

さぁ、どんな1年になるのかな^^
何かを始めたい人、なんだか今の生活もうちょっと変えたいな~という人、一緒に発信頑張りませんか?
頑張るメイト募集中です♪

仲間とつながった年

3年振り返り, Hanarapie, ご自愛ブーケ, ご褒美ブーケ, セラピー, ハナラピエ, パリスタイル, パリスタイルアレンジメント, パリスタイルブーケ, 丁寧な暮らし, 好きを仕事に, 心, 暮らし, 癒やし, 花, 花のある暮らし

今年もそろそろ終わりだな~と思いつつ2020年を振り返ってみたのですが、せっかくなのでこの1年と言わず2018年からのHanarapieの軌道を振り返ってみました。

花でこんなにも表現したいことが自分の内にあったんだと気づかされた2018年。
その思いを受けてひとりで色々試行錯誤した2019年。

2020年は仲間を得て、少しずつ活動枠が広がった年でした。

 

自分ひとりではできない

誰にも言わずに一人で細々としていたブログに閉塞感を覚えだし、IT周りのことも自分でやるには限界が近づいていることを悟った2020年の年明け。
お正月の帰省が終わると早々に夫に相談しました。

今どんな状態か見せてと言われてword pressのプランやら一式見せると、彼的にはこんなに制限のかかったプランに(しかも全く使いこなせていない)毎月お金を払っているのか!とびっくりだったらしく巻き取ってくれました(ありがたや~)。

2019年の経験を経て、ブログを始めたいけどどのように始めたらいいかわからない人に私からアドバイスできることがあるとすれば『餅は餅屋に』です。

一人でできるんじゃないかと試してみましたがよく分かる人にきちんと相談して早めにアドバイスをもらうことはブログに限らず何事においても大事です。
お金を払ってプロによるサービスを受けるのも有りと思います。
時は金なり。
何のためにサイトを作りたいのか”最も優先すべきことは何なのか”を大事にしたほうがいいと思います(これは家事代行でも言えることです)。

夫という餅屋を頼ってから私は1年間自己流で頑張った(けどさほど伸びなかった)ITスキルと見切りをつけ(Webデザインとか下手に手を出さなくてよかった…)、発信内容のコンテンツに注力するようになりました。

 

ClosedからOpen へ

巻き取ってもらってからもあくまでプライベート活動に変わりなく、Hanarapieの存在を誰にお知らせすることもしませんでした。

理由はこんな未熟な状態のブログを公開することの恥ずかしさがあったから。
何かを発信する・アウトプットするって慣れてしまえばどうってことないのに最初は緊張や恥ずかしさでひどく勇気がいるものだと思います。

一方で世間ではコロナウイルスが猛威を奮っており、私も在宅勤務になった時期でした。
通勤で消耗していた時間を睡眠時間に充てたり家事に充てたり…
Hanarapieの自己表現にも時間を充てることができました。
この期間で一気にサイトがバージョンアップできたと思います。

緊急事態宣言が解除されてお花のレッスンにも通えるようになった頃、ぽろっとサイトを作ったことを話したら途端にそこからOpenサイトに立場が変わりました。
最初はやっぱり恥ずかしかったけど、今では広めてくれたKOLMEさんには感謝です。
例えそのメンバーが片手で数えられる人数であったとしても、誰かが見てくれていることは大きなことです。
一人でClosedな世界観で作っていたサイトでしたが「花友が見てくれている」その小さな事実が励みや刺激になって少しずつ改良を加えるようになりました。

 

コロナは危機かチャンスか

今年の振り返りをするにあたり避けては通れないコロナの三文字。
誰もが多かれ少なかれ自分の未来や今後の働き方について考えた年だったのではないでしょうか。

我が家はほぼ永久的に出社の未来がなくなったので家族のあり方、日々の生活、今後の住まいなど色々なことが話題にあがりました。

交友関係も大きく変わり、今まで同僚が一番長い時間一緒に過ごす相手でしたが今では全てオンライン。
リアルで会うのは家族とお花仲間がほぼ全て。
時間を共有し合う人が変わると自分の人格も変わってきたような気がしています。
このコロナで染まった2020年のお陰で自分の本音と向き合う時間をたくさん取ることができました。

初めて参加させていただいたマルシェも今あるオンラインストアもSNSでつながった人も、コロナ禍がなかったらここまでこれなかっただろうな。
この一年のお陰で最初は私一人のものだったHanarapieが夫婦のものになり、5人になり、10人になり…徐々に増えてきている実感を得ることができました。

 

さて2021年はどうしようか

一つ言えるのは、きっともうbeforeコロナのノーマルは戻ってこないということ。
あるいは戻ってこないという覚悟で自分自身を変化に対応させなくてはいけないということ。

新しい変化を受け入れて自分のしたいことを果敢にチャレンジする、そんな1年にしたいなぁと思っています。

 

2021年のHanarapie宣言は年明け最初の記事にしたいと思います^^
それまでに更新できそうであれば書きたいことがいくつかあるので時間の許す限り書きます~(汗)。
なかなかね…12月は時間の確保が難しくて。。

これまでの3年、次の3年。
自分で自分の未来に楽しみを作りながらこれからも活動枠を広げたいと思います。

まずは試そう、な2019年

3年振り返り, Hanarapie, ご自愛ブーケ, ご褒美ブーケ, セラピー, ハナラピエ, 丁寧な暮らし, 好きを仕事に, 心, 暮らし, 癒やし, 花, 花のある暮らし, ハイビスカス

今年もそろそろ終わりだな~と思いつつ2020年を振り返ってみたのですが、せっかくなのでこの1年と言わず2018年からのHanarapieの軌道を振り返ってみました。

花でこんなにも表現したいことが自分の内にあったんだと気づかされた2018年。
2019年はその思いを受けて色々ひとりで試した年でした。

 

自己流でやってみような2019年

会社からもらう仕事の外に、企業で垂直型に育てるキャリアの他に。
何か別の面白みはないかと見渡した2018年。
色々調べて実際に試したのが2019年でした。

まず株。
許容範囲内で試してみたのですけれど置いておくだけが暇になり、つまらなくなってしまいました。
一瞬でしたね…。
ここで学んだことは私は積極的に自分から仕掛けられるものの方が好きということでした。
株もちゃんと学べば仕掛けていく方法があるのだろうけど、私はその面白さが分かるまで続けられず。
Fxはもっと一瞬でした。
実際に取引する前にデモ画面で試すことができるのですが、もう全く…ゲームの世界?
ちゃんと学べば面白いのだろうけど学ぶ気になれない=好きになれそうにない。
ということで終了です。

それでもまだ何かしてみたいという思いは消えず。
ここでブログに行き着きます。

この時はブログを運営することよりも立ち上げることに重きをおいていました。
というのも、ブログをはじめた一番最初の理由は自分のITスキルを上げてみたいというそんな動機だったからです。

WebマーケとかWebデザインとか。
なんか聞こえがキラキラしていてかっこいい(笑)
そういうのできたら仕事の選択肢増えそうだなぁ。
それにITリテラシーはどれだけあってもいいものだろうし。

そのような発想から何かしらWebでやってみたいな、と思ったものの情報が多すぎて何から手を付ければいいのかさっぱりわかりませんでした。

自分がどのぐらいできているのかもわからないから読むべき本もサイトもわからない。
資格試験みたいに何点って出るなら今の立ち位置も次に目指すレベルもわかるけどITの世界ってそうじゃないですよね。

そこでエンジニアの夫に相談してみたところ「自分でホームページを作ってごらんよ。必要なことは全部そこで学べるから」とのアドバイス。

「ホームページってどうやってつくるの?」
「それを自分で調べて手を動かしてやるの。」

…そうですね、おっしゃるとおりです。

その日から自分のサイトを作る方法を色々調べることになりました。

 

Hanarapieの前身ブログの立ち上げ

せっかくサイトを作るならおしゃれにしたいという思いからまずは素敵なテンプレートを探しました。
無料で誰でも気軽におしゃれなサイトが作れることを謳っているブログソフトを使ってそれっぽいものを作ります。
なんとか苦労して「箱」はできたのですがいざ更新して運営していくとなると問題が。

見る人がおしゃれと感じるテンプレートと運営者が管理しやすいテンプレートは別物なんですね。
初めて作ったサイトはおしゃれでしたが更新しづらく私にとっての使い勝手があまり良くなくて程なくして消えてしまいました…。

そのあとシンプルなテンプレートに刷新して立ち上げることに。
この時にHanarapieのネーミングを付けました。

いつか自分の媒体を持って何かコンテンツを発信しようと漠然と考えていたので名前はつけなきゃなと常々妄想だけはしてあったんです。

色々候補名はあったのですが自分が好きな「花」とほっと一息つける癒やしの時間を大切にしたい思いから「セラピー」を文字って造語で名前をつけました。

 

続く壁はサイトのコンセプトがあるようでないこと。
作ったはいいけど私は何を誰に向けて発信したいのだろう。
もはやただの日記以外の何物でもなく、それも書くこと・アウトプットすることが初めてだったので更新することがすごく大変。

すごく苦労して200文字書くのが精一杯。
カフェに行ったとかワークショップでリース作ったとか。
こんなブーケレッスンに行きましたとか…そんなネタもない日は天気がいいとかなんだとか。
誰に向けるでもなく細々と。
書いたり書かなかったりです。

せっかく作ったサイトも活用できず生き殺しにしてしまっている感じが。
それにドメイン設定(?)だとか周辺事項を調べるのでキャパはいっぱいいっぱい。
肝心のコンテンツを作るのに気力が回りませんでした。

2018年に調べて頭に入れた情報を、自分一人で細々とチャレンジしていたのが2019年でした。

  

次回2020年の振り返りにつづく

自分変化の3ヵ年振り返り

Hanarapie, ハナラピエ, パリスタイル, パリスタイルアレンジメント, パリスタイルブーケ, 花のある暮らし, 好きを仕事に, 癒やし, セラピー, 花, 心, 暮らし, 丁寧な暮らし, ご褒美ブーケ, ご自愛ブーケ, 3年振り返り, ジャックデコ

今年もそろそろ終わりだな~と思いつつ2020年の振り返りを書こうと下書きを準備していたのですが、師走なだけありなかなかまとまった時間が取れず途中で止まったままでした。
書くことから離れるとこのままズルズル書かなくなりそうな危機感もあり、意識を切りかえてしばらく連続で記事を上げたいと思います(言っちゃったぞ…大丈夫かな。笑)

今年の振り返りをするついでにせっかくなのでこの1年と言わず、今思うとHanarapie活動の芽が出始めだった3年前にも思いを馳せ、通して振り返ってみました。

 

変化を感じた2018年

結婚と転職を合わせてし、ちょうど30の節目でもあったのが3年前の2018年でした。
それまでの私は仕事人間要素が強く、残業だろうが何次会だろうが身体が持つ限りは二つ返事でOKしていたのに、なんだかそういう生活が突如しんどくなってしまった年です。
一つ歳をとった証かのように気持ちを張って生きてた日々が、ある日急に「あ、無理だ」ってなりました。
その「無理だ」と悟った瞬間は朝の出勤途中でいつも通り歩いている道すがら。
今でもその日の服といい、なぜかその時の自分を客観的に鮮明に覚えているから不思議です。

仕事帰りの一杯も大好きだったのにそれより早く帰ってゆっくりしたい…自分で自分の変化に戸惑います(汗)
なんだかな~私どうしちゃったんだろう、真逆の人間になっている。
毎日モヤモヤするな~と思いながら、いきなりハンドルを切り替えるんじゃなくて日々の生活の中に何かしら違うエッセンスを取り入れてみようとネットで調べ始めました。

株とかFxとか投資信託も調べだし、それと同時に習い事とかワークショップとかブログってどうやって始めるんだろうだとか。
会社に求めるやりがいだけではない他の可能性もあるのかなと、何か面白そうなことないかとスマホを覗いていました。

 

花の面白さを知った年

一方で2018年は花との忘れられない出会いの年でもあります。
この年の11月に挙式をしたのですが私がお世話になった式場はブーケや装花を依頼できる花屋さんを3つのフラワーショップから選べて、そのうち1つが地元で憧れのJacques Decoでした。

母の日や誕生日はずっとジャックデコの花にお世話になって育ってきた私にとって結婚式の花を憧れの花屋さんがしてくれるなんて夢のよう。
ドレスより何より花についての相談が一番楽しくて打ち合わせの時間があっという間に過ぎ去りました。
こんなに自分が花に思い入れを持っていたなんて、打ち合わせでペラペラよく喋る自分を通して初めての発見です。
こんな風にしたい、反対にこういうのは好みではない…と雑誌にそれぞれ付箋をしてフローリストさんとの打ち合わせ。

私ってこんなに表現したいことが内にあったのねと自分で自分にびっくり。
花って面白いなぁと深く印象に残った年が2018年でした。

  

因みにこの時私が装花担当のフローリストさんに相談したのは「お花らしいお花じゃなくて草花っぽい小花にしたいんです。だけど結婚式だと見劣りしてしまいますかね?やっぱりゴージャスな大きなお花があったほうがおめでたい席にはいいのでしょうか。でも私の好みはちょっとそこの庭で摘んできましたっていうような花なんです。」って言ってました。

するとフローリストさんは「これ何の花?って思わせたら勝ちだっていつも思ってるんです」と切り替えしてくださって、二人して花の好みが似通っていたのですっごく楽しい打ち合わせでした。

当時の自分はブーケのスタイルに関する情報もお花に触れてる量も全然少なかったので今だったら違う表現のオーダーの仕方をしたと思います。

あのときはかすみ草とバラやトルコキキョウは無しでとお願いしていました。
どれも組み合わせ次第で洗練された印象になるのに、当時の私はバラを使うとたちまちロマンティックでスイートな雰囲気になり自分の表現したいものとはずれると思い込んでおり…お恥ずかしい。

その当時からすると花に関する知識もこの3年で確実に増えました。
あの打ち合わせがきっかけで、花で表現するって楽しいなと思わされたきっかけになった年でした。

  

次回2019年の振り返りへつづく

高嶋ちさ子さんのコンサートに行ってきました

Hanarapie, ハナラピエ, パリスタイル, パリスタイルアレンジメント, パリスタイルブーケ, 花のある暮らし, 好きを仕事に, 癒やし, セラピー, 花, 心, 暮らし, 丁寧な暮らし, カーネーション, マリーゴールド

芸術の秋。(もう冬ですが…行ったのは11月なので滑り込みということで。)
コロナ禍以降、大好きな舞台鑑賞に行けていなかったのですが、行かないことになれると今度はチケットを取るのが億劫になってしまいました。

このままだと足が遠のく一方だと思い立ち、家にあったVisaから送られてくる定刊誌をぱらぱら。
後ろの方にチケットぴあのページがあります。

あ、これなんかいいんじゃない?
会場も都内で近いし…と予約したのは高嶋ちさ子さんのコンサート!
2ヶ月ほど前から楽しみにしていたコンサートに先週末とうとう行ってきました。

  

クラシック初心者が心から楽しめる出し物

高嶋ちさ子さんといえば言わずもがな、超有名なバイオリニスト。
そんな有名な方のコンサートに行けることが楽しみな半面、クラシック超初心者の私は最後まで寝ずにいられるだろうかと一抹の不安もありました。
というのも学生の時、同級生が当時全国コンクールの優勝を果たしていてリサイタルに呼んでいただいたことがあったのですが当時の私には猫に小判だったらしく…。
その経験からクラシックは敬遠していたのが事実。
開演前は一緒についてきてもらった夫にも「寝たら寝たでしかたがないよね」みたいなことを話していました。

観客はご年配の方から小学生まで幅広く、意外にも子どもが多かった印象です。
10歳にもなっていない男の子たちが座って2時間も聞いてられるのか不思議に思っていたのですが、この心配はコンサート後、全くの見当違いだったとわかります。

さて、小見出しに「出し物」と書きましたがこれはちさ子さんご本人がおっしゃっていた表現です。
本当にね、出し物だったかもしれない…(笑)。
耳に聞こえてくる曲は美しくて素晴らしい一方で目に入るのは笑いを誘うパフォーマンス。
そして大爆笑のトークの数々です。

ちさ子さんがコンサートで守っていることは2つ。
一つ、誰もが知っている有名な曲しか演奏しない
一つ、一曲5分まで

私は超初心者だったので知らない曲もあったのですが、それでもカノンにはじまりアイネクライネ、威風堂々、天国と地獄…と言った有名な曲をふんだんに演奏してくださったので十分楽しめました。

曲と曲の間のトークはちさ子節炸裂です(笑)。
テレビで見る、あのままです。
あのトークの感じでそれぞれの楽器の紹介もしてくれるのでとてもわかりやすく、楽器に興味を持つきっかけにもなります。

 

ピアノクインテット~キャラの濃い4人の男組~

聞きに行ったのはピアノクインテットと呼ばれるピアノ一人に四重奏の弦楽器。
ちさ子さん以外の4人は男性だったのですけどまたこの4人のキャラが濃くて。
バイオリンコンサートのはずがコントというか、新喜劇を見ているみたいなんです。

セグウェイに乗りながらチェロで『くまんばちの飛行』を演奏したり(体幹すごい…)
『千の風になって』を歌いながらヴィオラを弾いたり(歌いながら弾くって相当難しいらしいです)
チューチュートレインしながら天国と地獄を演奏したり。

こんなくだらないこと練習時間をものすごくかけているってちさ子さんが笑い飛ばしていましたけど、そこが逆にいいんです!
会場は拍手喝采でした。

色々な”出し物”がありましたが私が最も感激したのはピアノの伊賀拓郎さんです。
観客からリクエストされたルパン3世をちさ子さんの指示通りにアレンジを加えて弾いていくのですが「天才アレンジャー」と言われているだけあって圧巻でした。

「バーでやる気なく弾いていたらすっごい美女が店に来て、俄然やる気を出して弾いたんだけどその美女が別の男性と連れ立って店を出て行ったってのをピアノで表現して」とちさ子さん。
無茶振りだな~と思っていたら伊賀氏、本当にその一連の流れを一曲に込めてありありとイメージできるようなアレンジを加えます。

「じゃあ次、シャンソン風」からはじまって中東アラブ風、中国風、日本帰国で演歌風と今度は次々国のイメージをちさ子さんが指示します。
すると即興で「それっぽい」アレンジでルパンを弾き分ける伊賀さん。
もちろん、アレンジからアレンジへの以降中も一度も手を止めることはありません。

うわ~表現の極みだ!ってものすごく感動しました。
最後のルパン三世演歌風のときには観客全員の頭にはサブちゃんと日本海の水しぶきがあったはず。
みんなで手拍子をしながら笑いと感動でとても面白かったです。
私も作品でこんなストーリ組めたら面白いなぁなんて思ってしまいます。

 

あえて見せる下手さ、見せない努力

自粛期間中にあえて自分の本職とは違う楽器に手を出したというちさ子さんと男組。
その本職とは違う楽器で演奏した曲もありました。

これはチケット代に入っていませんので!とちさ子さんおっしゃていましたが、そう言っておかなくてはという気持ちもわかるような演奏でした(笑)。
バイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノ。
それぞれの超一流の人たちでも楽器が違えば私達とあまり変わらないんだ!っていう親近感。
舞台に立つ人ってきらびやかで何でもできる完ぺきなスーパーマンのように思いがちだけど、彼らも人だということを思い出させてくれる一面です。

その一方でとてもストイックな練習を積んできている事実。
さらっと「耳コピ10年やったら大体の曲なんでも弾けます」とか
「毎日2時間1日も欠かさず練習を、20年もやればまぁ」みたいなこと皆さん普通におっしゃってました。
特にちさ子さんはバイオリンだけでなくてプロポーションにもすごく気を使っていることがわかります。
全然二の腕揺れてなかった!
プロ意識でどれだけ忙しくてもしっかり鍛えているんだろうな~。

 

クラシック音楽が身近になった一日

最初は心配していましたが、いざコンサートが始まってしまうと子どもを連れてきたのにも納得。
男の子たちも退屈させないステージで、あっという間の2時間でした。

正統派のクラシックコンサートじゃないかもしれないですが、私のような初心者には大変有り難く、格式高いクラシック曲の数々が一気に身近に感じられた一日でした。

1,000人以上入る会場を満員にさせてしまう高嶋ちさ子さんの力量もさすが。
溢れ出てくるエネルギーを全身で浴びさせてくださいました。
そしてなんとちさ子さん、この翌日は愛知でコンサート。
official site覗くと毎週末どこかでコンサートされてます。
テレビにも出て、この方のパワーはすごいなとびっくりしました。

舞台はやっぱり生がいいなぁと、改めて思ったのと同時に、自分を表現するって素晴らしいことだなと思わされるコンサート。

是非ご興味ある方、一度行ってみてください。
ピアノクインテットはチケット代もS席で4,500円と大変良心的でした。
とってもおすすめのコンサートです♪

Handmade Marche 出店レポ

Hanarapie, セラピー, ドライフラワー, ドライフラワーリース, ハナラピエ, パリスタイル, ハンドメイド, ハンドメイドマルシェ, 丁寧な暮らし, 好きを仕事に, 心, 暮らし, 癒やし, 花, 花のある暮らし

11月22日、三連休の真ん中の日にcafe Olive にてハンドメイドマルシェを無事終えました。
お越しいただいた皆様、本当にどうも有難うございました。

当日は雲ひとつない快晴の中、気温もぽかぽか暖かく最高の日和。
インスタには載せきれなかったマルシェの様子を綴っていきたいと思います。

 

わくわくの搬入から準備

当日は朝から搬入作業と会場準備。
Hanarapieからはドライフラワーのリースやアロマスプレー、それと生花のミニブーケを出品していたので荷物はすごく大きかったのですが
気持ちがワクワクしていて軽いからか荷物運びも全く苦ではありません。
電車の中で乗り合わせた人たちがお花を覗き込んでくれたりして寧ろなんだかハッピーです。

こんな大きな荷物が帰りには軽くなってたらいいなと願いを込めて、出店者みんなで準備をしていきます。
準備段階で色々欲しくなっちゃう可愛い雑貨がいっぱいです❤

美味しそうなお菓子の数々や見ているだけでうっとりなアロマグッズ、買い占めたくなってしまうような陶器の食器。
中にはシルバニアファミリーを彷彿とさせるこんな可愛い世界観のコーナーも。

準備でバタバタしていてすべての商品の写真をゆっくり撮ることができなかったのが唯一の心残りです(;_;)

 

いざオープン!

さて、バタバタな勢いのまま気がつけばオープン時間。
お店が開くと同時に沢山のお客様にお越しいただきました^^

自分の作ったものが商品として店頭に並び、それを人が選んでくれるところまでの一連の流れを見るということが今までなかったので、すごく新鮮ですべてが学びになりました。

Hanarapieから出させていただいたミニブーケを「これ綺麗ね」とおっしゃってくださったお客様の声を聞けたときはとても嬉しかったです。
ご購入いただいた方々、本当にどうも有難うございました。

 

リアルな人との繋がり

マルシェ数日前からコロナ感染者の数がどんどん増えていて、すごく心配しながら当日を迎えていました。
多くの方に来て欲しい気持ちの反面、呼びかけることがいいのかどうか…。
そんな中朝一番から来てくださった方、立ち寄ってくださった方、遠いところからわざわざ応援に来てくれた友人。

オンライン販売も便利で利点が沢山あるけれど、リアルな人との繋がりは何にも代え難いとても大切なものだと実感しました。

同じ出店者の方も皆さん素敵な方ばかりで学ぶことが沢山。
自分の「好き」を徐々に極めていって、機会があるごとに一歩ずつチャレンジしながら自己表現されてる姿が励みでもあり憧れでもあり。

子育て真っ只中の方、一段落ついた方、仕事の息抜き…みんなそれぞれの色んな背景を持つ方々と、共通している好きなことや得意なことで繋がれる機会をいただけたことは本当に幸せでした。

コロナ禍だからこそ余計に際立つ人と人とのぬくもり。
そんなことを感じられたマルシェ。
場所がオンラインに移ってもここで学んだことは大切にしようと思います。

  

最後になりましたが、イベントを企画してくださったハナシズク主催の西先生と場所を貸してくださったcafe Oliveのさつきさん。
素敵な空間と貴重な機会をプロデュースしていただき有難うございました^^