パレスホテル東京滞在記

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先日 Go to キャンペーン を利用させていただき パレスホテル東京に泊まってきました。

天気も良くせっかくなのでついでに周辺をぶらぶらお散歩。
東京に来て4年ちょっと経つのですが皇居の周りに行ったことがなかったのでとても新鮮でした。

ここが令和に変わる時よくニュースで見た場所かぁ~とおのぼりさんさながらの興奮で辺りをキョロキョロ。
二重橋に桜田門と名前を聞いたことがある名所をめぐり…なんだか日本の美しさを再発見したような。

皇居ってとっても広いんですね(笑)
そういえば京都御所もすごく広くて地下鉄何駅かまたがっていたなと学生時代を思い出しました。
こんなに広い敷地の中でも木々が一本一本手入れされていてさすがだなぁと。

  

さて、インスタでは載せきれなかったパレスホテル東京の滞在レポートです。

  

都会の中の贅沢空間

予想はしていたのですがホテルは私達のようなキャンペーンを利用してという宿泊客や秋のウェディングシーズンともあってとても混み合っていました。

チェックインは列に並んでお部屋案内まで15分ぐらいロビーで待機。
ここのロビーが一番密ではなかろうかと思ったほど(笑)

いつ見てもこちらのエントランスの装花はゴージャスで美しいですね。
ふさふさのパンパスグラスとオレンジのケイトウが秋を見事に演出していました。

お部屋は16階のバルコニー付き。
景色がとても綺麗で写真には入り切らなかったのですが右奥には富士山のシルエットも見えました。
お茶を飲みながらただただのんびりと景色を眺める贅沢な時間。
気候もちょうど良く、天候に恵まれたステイとなって運が良かったです。

  

エステにも行きたかったのですが1ヶ月以上前の段階で結構埋まっていて、都合のいい時間帯が取れず。
時間を気にしながら急いで受けても楽しみが半減するしどうしようかなぁと悩み、潔く諦めました。

ですので特に何もすることがなく、時間もあるしプールでも見に行こうかということに。
こちらも完全予約の45分制とのことで1時間毎に10人以上にはならないような具合で調整してくださっていました。

きっと更衣室内の感染も気にされているのでしょう、部屋で着替えて上からバスローブ羽織ってスリッパで来てくださいと言われたときには「えぇ?!そうなの?」とびっくり(笑)
こういう高級ホテルでスリッパでエレベーター乗るなんて想定外です。

  

夜ご飯は和食か中華の二択で最終的に中華にしました。
一番品数の少ないコースにしたのですがそれでもお腹がいっぱい。
パリパリの北京ダックとチャーハンが美味しかったなぁ。

  

リゾート地や観光地ではなく都会の高級ホテルって私たち夫婦は初めての経験だったのですが、二人して大満足でした。

次はここのホテルにも泊まってみたい!と新たな楽しみが生まれ、ハマってしまう予感が。
泊まるのはなかなかむずかしくてもラウンジ巡りなら気軽でいいかもね!と。
想像しただけでワクワクです。

まだまだ遊び場の可能性は山のようにあるんだなぁと気が付かされました。

  

従業員さん ありがとう

今回のステイ中に常に感じたのは働いている方々への感謝。

私は親戚に旅館を営んでいる人がいたので学生の頃は蟹シーズンに合わせて冬休みに住み込みで手伝わせてもらったことが何回かあるのですが、
他の人がゆっくり休んでいる時に働くって短期間なら乗り越えられるんだけど長期になると心身ともに辛く思うところがあります。

みんながご飯食べているときには食べれないし宿泊後のクリーニングや掃除ってものすごく体力を使います。

それに加えてこのコロナ禍。
気も使うし普段より消毒とか確認とかで手間がかかるだろうし、だけどお客さんは最優先で常に目の前に…。
想像しただけでもう脱帽です。
畏敬の念で従業員さんを見つめていました。

それでもやはり皆さん笑顔なんですよね。
マスクをしていても笑顔が伝わるのはさすがの接客でした。

  

次に行くならパークハイアットか。
そしていつかは憧れアマン?アマンのプール入ってみたいなぁ。
だけどやっぱり遠出もしたいし、そうそう、草津と日光も行ってみたい。

そんな明るい気持ちで未来を思い描くことができた休暇となりました。

アメリカの旅 – 番外編 –

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昨日5年前に行ったアメリカ旅行について記事を上げました。
どうして急に5年も前のことを書くに至ったかといいますと先日ネットニュースで飛び込んできた内容がきっかけです。

ニューヨークで邦人ピアニストが暴行された知らせにどきっとしました。
この旅行ではジャズピアニストとしてニューヨークに渡っていた高校の友人を訪ねてもいたのです。
まさか彼女じゃないよね…と不安ながらにそのニュースを読むと、彼女ではなかったのですが心が辛くなる内容がそこに。

そしてふと彼女は今どうしているのだろうかと連絡を取り当時の旅行のことを思い出してみたのです。

ピアニストとして生きる

インターネットで彼女の名前を検索してみるとなんと今もニューヨークで活動している事がわかりました。
messangerで連絡をしてみると海外とは思えない、ほんの数秒で返信が。
相変わらずの元気っぷりで一安心です。

そしてCDを出すにまで躍進しているご様子。
「すごいね!」とメッセージ送ると「すごいかどうか知らんけどなんとかピアニストとして生きていけてる~」と返事が。
それがすごいと言うのよと。

彼女と私は高校の生徒会が同じだったのですが当時からピアノが上手で合唱コンクールではよく伴奏を弾いていた記憶があります。

でも音大ではなく理系の学部に進み、しかも大学院まで進んでいたのでその進路を途中で投げうって突如ニューヨークに行ったのは意外すぎて驚きでした。

旅行で訪れた際、ニューヨークのジャズバーに連れて行ってもらってこれまでの経緯などを聞くとこれまたびっくり。

院を卒業してからでもいいじゃないかというご両親を押し切ってどうしても今行きたかった。
英語も大して話せないのに来てしまったと。
アメリカでスクールには通っていてそのお金はご両親が工面してくださったみたいですがその他生活費の一切は当時から自分で稼いでいました。

「これからどうするの?」と聞くと「気が済むまで音楽やったら日本に帰ってOLする。OLに憧れがある。」とのこと。
せっかくニューヨークに飛び出したのになんでまた~と二人で笑いあっていましたが、結局今も彼女はピアニスト。
なんだかそれを知ってホッとしたというか、このままもっともっと音楽の道を突き進んで欲しいと願わずにはいられませんでした。

  

タイミングは突然に

17歳当時を何度振り返ってみても彼女が海外に飛び出していくような要素は見当たりません。
そんなタイプではなかったのです。

就職活動に際してやりたいことがないから大学院に進み、進んでみてやっぱり音楽がやりたいとハンドルを切り替えたと言っていましたがそんなにジャズが好きだったなんて知りませんでした。

それにしても逞しい…あのニューヨークで一人でやっていくってなかなかできないこと。
そして何より8年近く続けているのは本当にすごいことだと思います。

  

私が訪れたとき彼女はバーで演奏しながら生計を立てていたのですが、突然この曲を演奏してと言われてもすぐに対応できるように頭の中には何百もの楽譜が入っていると言っていました。

楽譜と言ってもジャズの楽譜はメロディーとコードだけなのでどのようにアレンジしていくかはその時の自分の引き出し次第。
全く同じ曲は二度と演奏できなくて、その刹那な感じがまた良いと言っていたのを覚えています。
ジャズのコードの読み解きは数学に通ずるものがあるらしく理系のバックグラウンドもそういうことなのかと納得したり。

二軒目の演奏が終わったあとホテルに帰る私と一緒に旅行についてきてくれた友人。
見送りがてら深夜までやっているという彼女お気に入りのクッキー屋さんに連れて行ってくれました。

真冬の深夜の凍えるようなニューヨーク。
気温はマイナス10度とかそんな世界です。
もちろん雪も積もるし路面も凍っていました。

外は寒いはずなのに身体はなぜか熱くて3人で出来たての甘いクッキーを食べました。
甘ったるくて大きくていかにも太りそうなクッキー。
沢山の一流のショーを見た旅行なのに、こんななんでもないシーンが意外と鮮明に覚えていたりするものです。

  

自分がマイノリティとして海外で暮らすことは見えない苦労を伴うことです。
それに加えて最近のアメリカは物騒なニュースばかりが放送されていて本当に本当に心配です。
でもそんな諸々を差し引いてもジャズが好きな彼女。
日本からいつまでも応援したいと思います。

舞台の旅 – アメリカ合衆国

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旅は非日常の刺激から心も身体もリフレッシュしていい影響を与えてくれます。
今日は私の感性に影響を与えた旅行のひとつ、2015年に行ったアメリカ旅行記についての記事をお送りします。

海外旅行にいつ行けるのか目処の立たない日々ですが、気持ちだけでも前向きに。
いつかまた旅できる日に期待を込めた備忘録です。

行き先は西と東の両海岸

2015年冬。
私はもともと劇団四季のファンでミュージカル舞台が大好きなのですが、いつか本場のブロードウェイを見てみたいという野望が気がつけば心の内にずっとありました。

その気になればいつでも行けるのに一緒に行く人がいないとか時間がないとかなんとかで数年が経過。
思い切って一人でもいいから行こうと決めて予約の準備をすすめることに。
すると一緒に行くと言ってくれる友達が現れて結果的に女二人旅で2015年2月に6泊8日の旅行に行きました。

行き先はニューヨークだけのつもりだったのですが、旅行カウンターの方にせっかくなのでもう一箇所つけたらどうかと言われラスベガスを追加。
ラスベガス3泊、ニューヨーク3泊の旅路の始まりです。

  

ショー三昧の1週間

旅の目的は『ショーを楽しむこと』。
事前に見たい舞台を日本から予約するときのワクワク感は何物にも代えがたいものでした。
毎晩一つのショーを、取れうる限りのいい席で見るというのが最大のミッション。
ですので食事やホテル、観光地などそれ以外の要素は全く無頓着です。

時期が2月のオフシーズンだったこともあり往復の飛行機代とホテル代込で15万円で済んだのにショーの席を全部S1席で予約したのでショー代だけで同等の値段かかりました。
それでも一流のショーを本場で6つも鑑賞したことを思うと払った金額の何十倍も得られるものが多かった旅行だったと思います。

ちなみにホテルについて少しメモを。

ラスベガスはどのホテルもカジノを併設しておりカジノから利益が出ているため宿泊費用が格安なことで有名です。
メイン通りの結構いいホテルで朝食も豊富なバイキングがついて一人3泊5,000円でした。
家族には安すぎないかと心配されましたが本当に綺麗なお部屋で夜景の美しい素敵なホテルでした。

一方ニューヨークは中心地から地下鉄に乗って数駅移動した狭いビジネスホテルでも一泊7,000円程度。感覚としては東京と同じかなと思います。
街全体の治安の良さも断然ラスベガスの方が良いと感じました。

  

ショー各種について

以下は私がこの6日間で見たショーについての感想です。
このBlogを読まれた方が舞台について興味を持ってくれれば大変幸いです。

1日目:The Beatles LOVE by Cirque du Soleil
ビートルズの名曲の数々とシルクドソレイユのアクロバティックなダンスやパフォーマンスを組み合わせたロックなショーです。
はじめから最後まで音楽にノリながら楽しめます。
気軽に楽しめるショーでしたので時差ボケがまだある初日に見るのに適したショーでした。
でも実際始まってみると時差ボケなんて吹っ飛ぶほどロックな世界観。
Hey Judeの”Na Na Na…”のところは会場一体となって揺れ動いて合唱したり指笛がどこからともなく聞こえてきたり。
まさに音楽ライブなショーでした。

  

2日目:O by Cirque du Soleil
シルクドソレイユの大ヒット、大定番の”O”(オー)です。
これは言葉を選ばずそのままの気持ちを表現すると『度肝を抜かれた』ショーでした。
私はこのショーが始まった瞬間から「エンタメやショービズでアメリカに適う国なんてない」と思ってしまったほどです。
桁外れなんです、全てが。
まず舞台セット。
舞台の真ん中に波の出るプールを作ってしまうなんて。
そこに演者の方がどんどん高いところから色々なパフォーマンスをして飛び込んでいくのですが高い身体能力は勿論、これを思いつく発想力とそのアイディアを実現してしまうアメリカの力と言ったら。
日本でこのショーをしようと思ったら様々な規制の壁にぶつかってできないと思います。
その前にこんなにぶっ飛んだショーのアイディア思いつく人がいるでしょうか…。
Trailerでは少しおどろおどしい印象を感じるかもしれませんが輪廻転生をテーマにしており、実際観てみるとただただ幻想的です。
一回のショーのためになんと560tの水を使用するとのこと…。
水で滑って足場も悪い中どうやってこんなにくるくる回れるのでしょう。
シルクドソレイユの真骨頂と言っても過言ではない舞台でした。

3日目:Blue Man Group
青塗りの男性3人組が音楽に合わせて言葉を一言も発せずマジックパフォーマンスを行うショーです。
失礼かもしれませんが観る前は正直あまり期待しておらず…日程が空いてしまったので名前は聞いたことのあるショーだし観てみるか程度で予約したのですが、その期待値をいい意味で裏切られた舞台でした。
青塗りの男性の見た目にぎょっとするかもしれませんが少しドジなキャラクターは愛嬌たっぷり。言葉を発さないで映像を巧みに使ってショーを展開していくことから年代・性別・国籍を問わず誰にでもわかる構成になっています。
Yotuberが舞台の世界に出てきたらこんな感じかもと思わせるような、身近でありつつエンタメ性の高いプロ集団です。

  

3日間ラスベガスを堪能したあとは翌日から本命のニューヨークへ。
4日目以降は夢のBroadwayです・・・!

  

4日目:THE LION KING
これを観るための旅行だった言っても過言ではない。
いつか本場で観たいと夢見ていた作品The Lion King。
チケットはど真ん中の前から2列目を確保しました!
感想は一言で『開いた口が塞がらない』『勝手に涙が出てくる』。
もちろん日本で何度か観たことのある作品だし、話の展開もよく知っていますが圧巻の歌唱力と表現力が吹き荒れて全身でBroadwayの実力を痛感しました。
凄かった、そんな一言で終わらせたくはないのですがそれ以外の表現の仕様がない舞台です。
「圧巻」「舌を巻く」「呼吸を忘れる」そんな作品です。
古いお芝居のはずなのにエネルギッシュで新しい。
Broadwayの実力を初日から浴びました。

  

5日目:CHICAGO
こちらもすごく良かったです~!
この作品はLion Kingと異なり小さいシアターで上映されており、セットも衣装もいたってシンプル。
演者が踊る舞台の後ろにジャズバンドがいて生演奏をしてくれます。
大きな舞台装置や暗転がないショーなのでそういった事ができるのだと思いますが、裏を返すとシンプルな分キャスト一人ひとりの肉体美や表情がものすごく鮮明に映し出されるショーです。
女性も男性も基本的には黒の下着姿の設定ですが自信という名のオーラを全身に纏っているので全くみすぼらしさを感じさせません。
米倉涼子が惚れ込んだのもわかります。
練習を積み重ね鍛え上げた肉体の美しいこと…。
人の身体って鍛えればこんなにも美しくなるのですね。
この旅行で観る前の期待を最も裏切られた舞台だったかもしれません。
女性たちの勝ち気で自信に溢れた表情が大好きです。

 

6日目:ALADDIN
私の行った2015年はAladdinがBroadway最新作でしたので話題性もありこの作品を観に行きました。
この作品の肝はランプの魔人Genieです。
Genieの歌唱力は主役のアラジンを凌いで最も重要です。
中でもArabian Nightsの曲はエキゾチックな妖艶さとダイナミックさにぞくぞくが止まりませんでした。
中東の鮮やかな衣装ときらびやかな装飾がまるで異世界にワープしたかのような錯覚になります。
この旅の中で観た舞台の中で一番キラキラして豪華で華やかな世界観を見せてくれる作品でした。

 

百聞は一見に如かず 行ってみよう!

目的がはっきりとある旅、あてもなく思いつくままに訪れる旅。
旅には色々種類がありますがきっとどんな旅も経験となって心のなかにストックされていくもの。
私は憧れていたBroadwayの世界に実際に行って本場の歌とダンスを全身で浴びれたこの1週間は夢の1週間だったとずっと思っています。
どれだけインターネットに動画がアップロードされていても本物の現場で感じる音楽やエネルギーは想像を遥かに凌ぎ五感に刻まれるものです。

舞台も旅行も自由に行ける未来が来たら真っ先に何を観に行こうか。
待ちに待ったその日が来たら、きっと待った分だけ何倍もの感動が押し寄せるんだろうなと楽しみです。

パープルカラーとコスモス

コスモス

ここ最近、ドライフラワーで遊ぶことが多かったのでなんだか無性に生花を触りたくなり、

以前お世話になった世田谷のKOLME ( https://kolme-tokyo.com/ ) に花を買いに行ってきました。

フラワーレッスンをされているKOLMEでは普段生花店で見かけないような、珍しいお花を一本一本市場で仕入れてきてくださります。

今日はレッスンで余った花材を時間限定で販売しているとの情報を得、そそくさと買いに走りました。

コスモス

お店に入って真っ先に目に飛び込んできた品のいいパープルのカラー

可憐なくねくね感が可愛いコスモス

そしてKOLMEさんに勧められたのがこのブラックのケイトウ!

最初はなんて変わり種・・・と思ったけどパープルのカラーの締め色になってすごくいい感じに。

あるのとないのじゃぜんぜん違う。

ブラック、と言ってもイカ墨のような、真っ黒ではなく墨のグレーも混ざっているからきつくなりすぎないのだろうと思います。

さり気なく垂れ下がる稲も秋を感じさせてくれるラインナップとなりました。

  

ドライでも、生花でも、その時々の気分や感性、人や場所に応じて自分の好きなお花と身近に暮らせることはとても暮らしが豊かになります。

  

生花から学ぶこと、ドライから学ぶこと、全く別分野から学ぶこと。

いろんなことをMixして、私だけの感性のものを表現できるようになりたいと思いました。

ペッパーベリーのコンポジション

ペッパーベリー

今週末は朝晩の気温がとっても爽やかでしたね。日中はまだまだ暑いですが、季節はどんどんと秋に向かっているんだな~と実感させられております。

さて、涼しくなると花いじりもいつもに増して、楽しくなってきます^^

ハナシズクさんのベーシックアレンジメントコースも、今日で早くも3回目。

全6回のコースなので、もう折り返し地点というのが信じられないほど早いです。

今回制作したのは、ワンサイドアレンジメントのコンポジションです。

ペッパーベリー

ペッパーベリーをいれるだけで一気にぐっと秋っぽくなりました。

器もアンティーク調でかわいいですが、垂れ下がってる感じのベリーが秋の豊作を思わせてくれてこれからの季節にぴったりだな~と思います。

ワンサイド、ということなので後ろにはベリーもセルリアも入っていません。

セルリアは最近ネイティヴフラワーの代表みたいになってていろんなアレンジメントで見かけるけど使ってみたのは今回はじめて。

花の中の綿毛と、薄ピンクの花びらがもうめっちゃくっちゃ可愛いです!

でも注意して扱わないと、せっかくのトゲトゲした花びらがドライだともろくなっちゃってて、ぽきって折れます・・・💦

 

ペッパーベリー
外での1枚
ペッパーベリー

制作前の1枚

組み立てるときいつも注意することは、ついついきっちりきっちり花を配置してしまうので、それをあえて外すことです。

性格なのか、私にとって比較的簡単にできるアレンジメントはグルーピングをしっかりした、左右対称のロジック的なアレンジメント。

頭で理論を組み立てながら、先生のお見本通りにすればだいたいうまくできるので、無意識にそちらに手が引っ張られてそうなってしまう・・・

以前習った生花レッスンで、モダン風のアレンジメントがあったんだけど、自分で言うのもアレですが、かなりうまくできました(笑)

だけど、このハナシズクのレッスンでは”とにかく自然的に”しないと素敵な作品にならない、そんな花材を使っているので私にとってはこの方が難しい。

ただ考えずに適当に入れただけだと突拍子もない所にメインの花がきたりするし、考えすぎると進まないし・・・

絶妙ないい感じのバランスを、無意識レベルでできるようになったら本物だなって思います。

ペッパーベリー

自分の作った作品を、素直に可愛いな~と思える時間はとても幸せです。

何にも代えがたい満足感で心が満たされる、大好きな瞬間です。

トルコキキョウのコンポジション

トルコキキョウ

雨上がりの暑さ、まるでサウナのよう・・・尋常ではない。

でも同時に去年のあの40度近い暑さに比べたらまだまだ余裕です。

 

今週末もお花のレッスンに行ってきました^^

憧れの、世田谷にあるフルールドショコラ ( http://kogaasako.com/ ) さんに行きました。

『伝統的なパリの配色』のお花の本を見てから、古賀朝子さんのファンになり、うっとりとした気持ちでいつも本を眺めさせていただいております。

そんな古賀さんにお会いできるのと、お店に行けるのとでウキウキしていました。

トルコキキョウ

作成したのは夏らしく爽やかな白とグリーンをよそったコンポジションです。

トルコキキョウのオフホワイトがとても涼しげです。

トルコキキョウ

同じコンポジションを作成されていた方と、作品を並べて撮影しました。

同じ花材なのに全然違うかたちになるのがいいですね。

 

フルールドショコラさんは人気なだけあって、時間差でどんどんレッスンを受けにいらしてました。

しかもみんなそれぞれに違う作品を作っているから、先生も大忙し・・・と思いきや、さすが古賀先生。

常におっとりおしとやかな雰囲気で丁寧に教えてくださりとても優雅な時間でした。

 

連日暑いので、今回のお花がどれだけ持ってくれるか心配ですがきれいに咲いてくれているこの期間を大切に、存分に愛でようと思います。

ネストアレンジ くすみグリーンのBird Nest

ドライフラワー

今日は朝から雨の月曜日となりましたね。

出かける予定がないときの雨の日は落ち着くししっとりしていて好きなのですが、外に出ないといけない日はちょっとテンション下がります。

昨日はドライフラワーのアレンジメント教室に行っており、ネストアレンジをしました。

お世話になった教室はハナシズク ( http://hanashizuku-flower.com/ ) の西先生です。

ドライフラワー

これ全部ドライフラワーです❀

最近はドライが大流行ですね。

プリザーブドだと高いし、生花はすぐ枯れてしまうしで、いい感じにラフに扱えるドライが流行してるのは納得です。

扱いが楽なのでインテリアや生活になじませやすいのも大きな魅力のドライ。

それだけでなくウェディングのお花もドライでおしゃれにする人が増加中とあって、この前お花屋さんでお店の人が「自分の時代じゃ信じられない」とおっしゃっていました。

 

ウェディング、といえば生花!!って私も自分のときはその一択しかなかったですがこんなに素敵なドライなら、全然アリアリ!って思えます。

ドライフラワー

先生のお家でのレッスンで、自宅サロンってどんな感じなんだろうとちょっと興味もありワクワク。

外見は普通なのですが、一歩中に入るとめやくちゃおしゃれなお店みたいなお家でもうびっくり!!

そこらじゅうにディスプレイされている花材だらけで、どうやって生活しているんだろう・・・と、もう本当に見ているだけで楽しいサロンでした。

(先生、キョロキョロお家の中見回しててすみません・・・)

この作品もテーマは自然の中にある鳥の巣なので、よりナチュラルに近づけるよう、沢山の種類の草花と高低差、内外向きを意識して作ってます。

ドライが初めてにしては上手だねと褒めていただき大満足♪(単純。w)

先日KOLMEで教わったことがここに活かされたかな~と思いました。

 

ドライの良さ、生花の良さ、プリザーブドの良さ、アーティフィシャルの良さ

みんなそれぞれあって、やっぱり花は生花でなくっちゃ!とかでなく、用途に合わせて好きなの使えばいいと思ってます。

どこかの知識はどこかで役立つし、うまい具合に美味しいとこ取りで自分の生活にあったお花をプロデュースし添えていけるような人になりたいなってふと思いました。

また一つ、作るレシピが増えて嬉しいレッスンでした。

夏の爽やか香りブーケ

デルフィニウム

金曜の夜から土曜日にかけての雨、凄かったですね。夜寝ていて、久しぶりに雨の音で目が冷めました。

あんな大雨の日に、実は2ヶ月前から予約をして今日この日を楽しみにしていたお花のレッスンがあったので、文字通りずぶ濡れになりながら世田谷区へでかけていきました。

  

行った先はKOLMEさん。https://kolme-tokyo.com/

ここのフラワーレッスンは、今まで私が習ってきたお花のレッスンの倍近く高いんです。

それでどうしようかな~と悩み・・・でも、体験だけまずは行ってみるか!と申し込んだのが確か4月。

5月に急用が入り、ようやく昨日土曜日に行けました。

今回レッスンで一緒だったのは私を含めて4人です。

その中でお一人なんと韓国からこのレッスンを受けるために飛行機でやってきているという若いおねえさんがいらっしゃいました!!

私も大概自宅から1時間以上かかるので遠い方かなと思っていましたが、彼女以外にも茨城の方から来られている方もいて、皆さんすごいな~とびっくりです。

さて、肝心のお花ですが、こちら!

デルフィニウム

デルフィニウムのブルーが爽やかさを増す、夏のブーケです。

ぺんぺん草(タラスピ)が軽やかさをプラスしてくれて、とってもナチュラルです。

黄色の薔薇(カタリナ)と、蕾感がたまらなく可愛いルトベキアが黄色でブルーとのカウンターカラーとなっています。

ハーブもふんだんに使用していて、アップルミントにラベンダーミント、ゼラニウムが本当にいい香り。

持ち帰っている間も香りの幸せに包まれました。

デルフィニウム
雨の窓辺と一緒に…

雨もまた良いと思える一枚。

ナチュラルな感じの、小花を沢山使用したブーケに今回はじめて挑戦したのですが、今まで「お花の顔が全部見えるようにしないといけない」って習ってたのと180度違って、本物の自然のように隠れてても良くて、ざっくばらんで良くて、でも最終的に綺麗にするっていうのはほんとうに難しかったです。

メイクでもヘアでもそうなんだけど、自然に見せるとか、わざと崩すっていうのは本当はすごく難しくて、熟練のワザが必要なんだと痛感しました。

雨は大変だったけど、習い甲斐のあるレッスンでした^^