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Open Atelier振り返り②当日編

晴天に恵まれた4月10日、自由が丘の一角の素敵な場所で、大切な方々と、心に残る貴重な時間を過ごさせていただくことができました。

前夜編に引き続き、当日どのように進んだかを振り返ってみたいと思います。

 

真剣勝負の30分間

とにかく寝ることを優先した私は翌朝、約束通り”なんとかして”大量のお花とエルフを限界まで持ちサクラボローへ。
Hanakoさん夫婦と落ち合ってここから勝負の30分間です。

事前に準備時間が短いからレイアウトの見取り図を作成しスタッフ全員で共有していました。

同じゴールを頭にインプットしていたので話は早い。

ひたすらこの30分は各々が走ります。
誰が何を準備する、何から順番に準備する。そんな話しも協議済み。

Hanakoさんは生花をメイン、私も最初は生花を、途中からドライフラワーへ。
Hanakoパパは娘ちゃんエリアの構築と怪我のないようお世話に徹していただき、我が夫は写真担当およびBGMと空調係。
妹はその他裏方のお手伝いさん。

そんな計画でしたが、まぁ、全員で花をやるしかないよね!笑

半端ない花の量を前に事前計画も見取り図も意味をなしません。

追いつきませんでしたね…。特に資材。

花を優先したあまり文房具やラッピングなどの資材が完全に後回し。
時間がないと言うよりは気持ちがそこまで回らなかったというのが正直なところ。

もうちょっとここでしっかり整理しておけば開店後の無駄な動きもお客様をお待たせする時間を減らせたのにとこれまた反省です…。

しかもあと5分というところで妹がインテリアに妙なこだわりを見せはじめるんですよね…。

あと5分だよ! 急かす姉。
5分もあれば余裕だよ! 言い切る妹。

彼女は昔から私と正反対。
余裕を持ちたい姉とギリギリを攻めたい妹。
ギリギリのタイムマネジメントに関して彼女は強いことを知っていたのでここは引きます。

確かに妹の言う通り、5分でなんとかなって無事(?)オープンすることができました。

 

いよいよOpen お待たせしました!

Openした直後からお客様が続々と来てくださり、予定より仕入れてしまったお花たちも多くの方々に愛でていただきました。

花も人もみんな幸せそう…。
のびのびした空間でおだやかな午後の一時。

コーヒーを片手に暖かな日差しの下、お花に囲まれておしゃべりされている姿…。

なんといい光景!!

仕入れすぎたお花もこんなに美しくこの場を彩り皆さんに愛されている。結果オーライです(笑)

皆様と共有させていただいたこの時間、この空間は人生の幸せな思い出のひとつにしっかりと刻まれました。

不慣れが故にご不便おかけしてしまったかもしれません。いや、間違いなくかけました…。
それにもかかわらず皆様に見守っていただき本当に感謝しかありません。
どうも有難うございました。

初めての試みだったワークショップ企画も、2人の生徒様の慣れた手付きと吸収の良さにこちらが救われっぱなし。

プレゼント用にとブーケをオーダーいただいたお客様。

食卓に飾るように見繕ってとお任せいただいたお客様。

もうあの日あの場にいてくださった皆様、心の底からありがとうございました!!

今までSNSやブログといったオンラインをメインに活動してきて(仕事も在宅勤務だし)ここ1年は特に実際に人と会うという機会がめっきり減っていました。

そんな時分だったからこそ。
リアルな人とのつながりがこんなに温かくて美しくて大切なものなんだと改めて気付かされました。

 

そしてつくづく良い施設を見つけたもんだと我ながらに思ってます(笑)。
本当はね、名前の通り桜並木が見える位置に建っているのでこの時期さくらも楽しんでもらえるかななんて思っていたのです。
残念ながら今年は開花が早くすでに散っていましたが、それでも本当に見晴らしの良い開放的な空間でした。

 

片付けが準備以上に大変だった(笑)

宴もたけなわ。
閉店時間が来てCloseすることに。

ここからが本番でしたよ…一番頑張ったかもしれないぐらい走りまくりました。

いや本当大変だった、すごく。

残ってしまったお花を新聞紙でくるんでディスプレイも片付けて掃除機だってかけないと。

看板娘を頑張ってくれてた娘ちゃんはさすがに疲れて泣いちゃうんだけどHanakoパパの華麗なフォロー。
ママが頑張っているときはパパが支える。
役割分担ばっちりな2人を目の端に捉えつつ、そんな感想を伝える事もできないほどに猛スピードで片付けていきます。

日が暮れ始めて徐々に暗くなるテラス…余計に焦る。

なんとか荷物を詰め込んで、放心状態のまま、それじゃあねと手を振りあってバイバイ。

こういうイベントの終わりってすごくあっけなくてあっという間。

感想も言う間もなく、レンタル時間は超過しているしとにかくすぐに帰らなければという感じ。

自分たちの写真を1枚も撮れなかったことやスタッフみんなで集合写真撮ればよかったなぁなんて、そんなことをようやく帰りの電車で思い出します。

お腹が空いているのかいないのかもよくわからないまま帰路につきました。

つづく。

 

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