野薔薇とゼンマイの春アレンジメント

こんにちは。

昨年末から1月にかけて随分ゆっくりしていたのですが、最近 少しずつ暖かくなるにつれようやく動き出しました。

今日はそんな春を感じるお花で作成したアレンジメントのご紹介です。

野薔薇とゼンマイのアレンジメント(横長)

野薔薇とゼンマイのアレンジメント

真っ白なスターチスと黄色のバラの組み合わせ、可愛くて大好きです。

最初は雪柳を入れておらずだったのですが、このアレンジメントには絶対雪柳あったほうが可愛い!と思い急遽近所の花屋さんに一本だけ買いに行きました。

家に帰ってすぐにドライにし…そうしてそーっと刺し入れたのが先程の完成形です。

やっぱり雪柳足してよかったな~♡と満足気に眺めております(笑)

花材はシーズンごとに仕入れていますが、毎シーズンですべて使い切れるのかというとそういうこともありません。

どうしても季節を持ち越して残ってしまう花材があります。

それらを次の季節の花材とどう組み合わせて無駄にすることなく活かすかは毎回頭を悩ますところ。

花材との組み合わせだけでなく、どんな花器と合わせるかでかなり印象は変わってきます。

もちろん私の得意不得意なテイストも影響してくるし、本当に難しい工程ではあるのですが、完成した作品を見てすべての花材の調和がはまったときはとても気持ちが良いものです。

こういった作業はまるで冷蔵庫の残り物とにらめっこして晩ごはんを作るのにそっくりだなぁと思います。

今はベテラン主婦のみなさんも、最初はレシピ本に書いてある材料を一つひとつメモしてスーパーで買うところから始めたと思います。

だんだん慣れてくると、何を作ると決めずともスーパーに行ってみて特売のものを適当に買いながら晩御飯が決められるようになり、そしてさらには冷蔵庫の残り物をうまーく組み合わせて献立が立てられるようになる…。

私が作品を作るときも最初は作りたい物に対して必要な花材を一つずつ仕入れるところからはじめ、少し慣れてきたら市場で見つけた可愛いお花を「これ何かに使えるかも」と買って帰るようになり、そして家にある残り花材でなんとかうまく作品できないだろうかと試行錯誤。

“うわぁうまくいった♪” という時もあれば、いまいちだなぁというときも沢山あります。

繰り返し繰り返し、いろんな組み合わせでトライして自分の引き出しを広げていけるようにするのが今の目標です。

ちなみに今回は、うまく調和が取れたと満足(笑)

そんな春のアレンジメント制作でした。

こちらの作品はどちらもネットショップにて販売中です。

よろしければ覗いてみてくださいね。

Online Store

春のブーケを束ねました

Hanarapie, ハナラピエ, パリスタイル, パリスタイルアレンジメント, パリスタイルブーケ, 花のある暮らし, 好きを仕事に, 癒やし, セラピー, 花, 心, 暮らし, 丁寧な暮らし, Bouquettome, ご自愛ブーケ, ご褒美ブーケ, selflove, セルフラブ, 春のブーケ, 女の子ブーケ, ピンク, スイートブーケ, ガーベラ, 桜, 雪柳, スイートピー

例年1月から3月までは春のお花がたくさん出回り種類が豊富なウキウキシーズンです。
思いっきり春満開な華やかで甘い花を束ねたいとセレクトしたブーケを紹介します。

 

スイートピンクな女の子ブーケ

春といえば桜。
桜といえばピンク。

ピンクと白の思いっきりガーリーでロマンティックなブーケを束ねました。

テーマはお雛祭り(桃じゃなくて桜ですが)。

一度こういうフリフリのロマロマの甘々なブーケを束ねてみたかったんだなぁと。

ブーケは季節を表すもの。
ちらちらそよぐ雪柳が冬から春にかけてのこの季節にしっくりきます。

古典的なガーベラも、組み合わせ次第で決してダサくない花材です。

 

ハッピーカラー全開の春爛漫

お次は黄色・赤・白と目が覚める明るい色合わせのブーケです。
先程のブーケがまだ朝晩は冷え込む春の訪れを表しているとしたら
こちらは春ならではの活発さを表現しました。

冬の間眠っていた生き物が目を覚まし活動を再開するような…
希望に満ちた生き生きとしたブーケです。

溢れんばかりのふわふわのミモザ。
元気いっぱいにぐいんと伸びるチューリップ。

見ているだけで幸せな気分になれるブーケを束ねました。

 

ブーケと一緒にお気に入りの靴も

今回はブーケと一緒にお気に入りの靴を撮影しました。

これはなんと母が履いていた40年前の靴。

綺麗に手入れしてくれていたおかげで今もピカピカで十分に履いて出かけられます。

バイト代を貯めて買ったと言っていた靴の数々。
中でもお気に入りのものはとうの昔に履かなくなったくせなかなか手放せないとのこと。

だけどいつまでも持っていてもね…もし気に入ってくれたんなら履いてちょうだいと譲り受けたのは3年ほど前。

大事にされていたのを知っているからこちらも大事に手入れして履いています。

この靴もこんなきれいなお花とツーショットが撮れてさぞや幸せだと思うよ、お母さん。

物をライフステージに合わせてアップデートしていく考え方も素敵だけど
お気に入りを何十年も大事にし続けられる人生の方に、個人的にはより一層の価値を感じます。

私も物を大切にする人でいたいと思います。