コラム:手作りのある暮らし 私の発信ヒストリー

手作りのある暮らし

こんにちは、花息吹の小川まゆ子です。

前回のコラムでは私がお花をはじめたきっかけを書きました。
なんとなくで始めて、居心地がよくそのままなんとなく続けて、気が付いたらしっかり学んでて。
要は好きだったから自然と続いて今に至る、そんな感じです(笑)。

ただ一つ、お花が個人的な趣味の範疇で終わらなかったのは習うのと並行して発信をしていたからかなと思います。

そこで今日は、私の発信ヒストリーについて書いてみようと思います。

2018年ぐらいからはじめました

私が発信というものをし出したのはかれこれ今から6年ちょっと前。

それまでインスタグラムのアカウントも持っていませんでした。

お花をするようになって、スクールの先生のすすめもあり個人アカウントを開設してみたのが最初です。

完全に個人アカウントだったので顔出しも実名もせずどちらかというと見る専用。

facebookは学生の頃よくしていましたが社会人になってからは全く開かなくなっており、SNSというものにかなり遠い数年間を過ごしていました。

その少し前ぐらいでしょうか…
無料で開設できるホームページを作ってみたのです。

その頃サラリーマンをしていたのですが、今のように興味や生活の延長線上の仕事ではなく、ワークとライフが完全に分かれた働き方をしていました。

正直、しんどくてしんどくて何かほかの働き方ってあるのかなとそんなことばかり考えていました。

その時にふと、会社員だけではなく『個人としての自分』を表現するプラットフォームを持っておきたいと思ったのがきっかけです。

当時の考えは今でも鮮明に覚えていて、早朝に出勤しながら「これからは誰もが自分の表現の場(それはホームページに限らずSNSでも何でも)を一つは持つ時代になるんじゃないか、持っておいた方がいいんじゃないか」そんなことを思いながら会社に向かって歩いていました。

それでなにをするでもなく、とりあえず持っておこうと思い銀行口座を作るのと同じぐらいの流れで作っていました。

最初のホームページはWixで作りました

一番最初のホームページはWixのおしゃれなテンプレートで作りました。

目的も活動もないので、ただの日記サイトとして立ち上げたわけですが、なんせ発信をしてきたこともなければこれまで紙で日記を書いたわけでもないくせにいきなりブログを書けるわけもなく。

アフェリエイトでお小遣い稼ぎできたらなんていう甘い期待もなかったわけではないですが、そのために必要な更新頻度や文字数を調べては到底及ばず。

今日のランチはどこ行って何食べた、それぐらいしか書くことがありませんでした。

また開設の目的がなかったので見栄えだけで選んだテンプレートを使っており、これがまた更新しづらかったのを覚えています(笑)。

見た目がかっこいいのと、更新しやすいのは別問題。

もう一つ付け足すと、訪問者が必要な情報にアクセスしやすいのもまた別問題。

学びが多い最初のホームページでした。

お花仲間にサイトの存在を知ってもらったのが大きな一歩

そんな何のためにあるのかもわからないホームページをとりあえずだけで持っていた私ですが、大きな一歩となったのはお花仲間にサイトの存在を知ってもらって(バレて 笑)、ブログを読んでくれる”読者”ができたことです。

これはかなり大きな前進でした。

ホームページを作ったくせに恥ずかしさから知り合いには知られたくない、そんな気持ちでいた私(なんとあまのじゃくw)

それがひょんなことから、たった数人でも見てくれる人ができたというだけで俄然モチベーションというか「ちゃんとやらなきゃな」という義務感のようなものが芽生えたわけです。

この辺りからお花の発信をしていこうと決め、サイト名を変えたりブログ内容も花にちなんだことにしたりと少しずつ自分の好きを表現し始めました。

コロナも大きな後押しに

暫くするとコロナにより完全在宅勤務になりました。
そのおかげで、通勤に費やされていた一日の数時間が丸々空くようになりました。

突然空いた時間を使って、ホームページの更新やSNSの投稿を作ってみたり、お花の練習をしたりと色々自己表現の活動に割り当てることができるようになったんです。

世の中の勢いもあったと思いますが、コロナの時ってSNSが非常に盛り上がり、多くの人が個人で生きていこう!みたいな発信に心を動かされたことがあったのではないでしょうか。

私もその一人。

自分の好きなお花で何かできないかなと、無料で作れるオンラインショップを作ってみました。

お客様なんて誰もいない、本当にただ作っただけ状態だったのですけど、それとホームページと連動させたりインスタグラムでお知らせしてみたり「真似事」にすぎないレベルでしたがやってみました。

当時は生花でやっていましたから、マンスリーブーケを自分なりに毎月作ってショップを更新、連動してホームページとインスタグラムも更新するというのをやっていました。

真似事であってもやってみる。
これってすごく大事です。

たとえ月一のブーケ販売でもショップとしてネットに出した以上、実際に注文が入ったときにどう包んで配送するのか、来月はどんなブーケを提案するのか…
趣味の世界だけでは考えられなかった課題と向き合うことになります。

そうこうしてやっているとSNSで同じようにお花好きさんたちと繋がれて(これは本当にコロナの後押しが大きかった)、みんなの活動を見ていると「私もこんなのやってみようかな」と刺激をもらえて、そうして少しずつフォローの輪も広がっていきました。

顔出しは最初こわかった

こんな感じで、少しずつ「お花をやっている人」として新しく繋がった人たちに認識され始めた私ですが、次の大きな一歩は顔出しと実名で発信することだったと思います。

2021年ごろからはインスタグラムの個人アカウントは閉鎖して花アカウント一本でやっていました(複数のアカウントの管理が性に合わないため)。

ホームページも、だんだんとコンテンツを増やしたい、レイアウトを変えたいなどの欲が出てきたので自分でやるのは早々に諦め、エンジニアの夫に助けを乞うてWordpressでやってもらいました(ですのでこのホームページはワードプレスで作っています)。

余談ですが最初から一番身近な専門職に頼んでおけば良かったとしみじみ思いましたね。私がチマチマやるより彼に頼んだ方がよっぽど早かったです(笑)。

数年かけて、ほんの少しずつだけど確実に拡大してきた自分の表現の場。

今より一歩、世の中に”花をやっている人”として選ばれるには顔を出したほうが良い。

自分だって何かサービスに申し込むとき、その人のお顔がわかる方が安心する。

そうとはわかっているのにネットに顔出すの怖い昭和人(笑)。

モジモジとしていたのですがえいっとインスタグラムのプロフィール写真を変えてみたら、仲の良いフォロワーさん何人かからすごく良い反応をいただきました。

一度出しちゃえば全然平気になるんですよね、不思議(笑)。

また顔を出したことで自分の発信やサービス内容に責任が一層持てるので、勇気を出して良かったと思います。

お陰様で、今ではへっちゃらですw

ホームページは何度も何度も改訂しています
SNSも色々やってみました

こちらのホームページも褒めていただくことが今でこそ増えたのですが、レイアウトや中身はもう数えきれないぐらいに改訂を重ねています。

やっていく中でコンテンツを変えたい、イメージを変えたい、フォントを変えたい、こんな機能が欲しい…それこそ無数に出てきます。

ホームページの発信に関しては、最初から完璧なものなんて世に出せないということを身をもって体感してきたつもりです。

SNSも、今ではインスタグラムがメインですが旧ツイッターを頑張ってみた時期もあったし、Youtubeも撮ったことがあります。

限られた字数の世界で表現する難しさや、動画編集の骨が折れる大変さも知りました。

あとオンラインショップも実際に運用が始まってから、送料の設定や細々としたポイントからプラットフォームを変えたり、本当に色々やってます。

今も試行錯誤中です。

この辺りはやりながら、自分にフィットするものを探っていくしかないなぁと思います。

私の発信ヒストリー、書いてみると随分変遷を辿ってきたように思います(笑)。

この記事で一番伝えたいことは、前述もしましたが

“最初から完璧なものは世に出せない”

この一言です。

専門業者に頼んでお金をそれなりに払えば、アカウントやサイトは最初から質の高い箱ができます。

ですがそれを本当の意味で自分のものにして、心から自分のフィットするものにする、心地よい発信をする、これはトライアンドエラーでやってみることでしか得られないです。

私も2018年から気長にやってきた結果今の花息吹にようやく繋がりました。

さて、次回は私が思う世の中の発信の変化、発信をしていて訪れた変化について書こうと思います。

コラム『手作りのある暮らし』 次回更新1月29日(水)

しめ縄ワークショップ開催しました

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昨年からリクエストいただくことが多かったしめ縄のワークショップ。

ご要望をお聞きしながらも、自分も作ったことがない、経験がない…こんな私が開催してもいいものか…もっと他にベテランの方々がされているし…と、今年も見送るつもりでいました(^^;

ところがある日、以前から知り合いの近所でヨガ教室をされている先生に、気さくに「うちでやってよ~!」とお声がけいただき
私もその先生の波長というか感性がすごく好きだったので、なんとなく「じゃあやってみましょっか」と二つ返事で企画が動き出したのです(笑)。

物事が動くときってこういう何気ないきっかけとなぜかふわっと気が付いたらやることになっていた、という感じではないでしょうか。

まさに今回そんな感じで、バタバタと急に動き始めたしめ縄ワークショップ。
お陰様で2日間、両日満員御礼となり無事に終了することができたことをご報告させていただきます。

みんなでやってみましょう企画

冒頭でお伝えした通り、開催者として私も経験がなかったしめ縄作り。
今年は材料費だけいただいて、教えるというのではなくみんなでやってみよう企画で募集させていただきました。

それでも良いよと集まってくださった皆様、私の拙い説明や緊張で早口な座学にも心温かくお付き合いいただき大変ありがとうございました。

初日はお子様連れがメインで大人5名、お子さんも5名。
わいわいと賑やかな雰囲気で可愛く楽しくばたばたとあっという間の一日でした。
この日は木の家ヨガさんのご自宅で出張ワークショップをさせていただきました。

二日目は大人4名に小学校高学年のお子さんと。
こちらは和やかにのんびりゆっくりとお喋りしながらな一日でした。
小学生のお子さんがすごーく上手でまぁびっくり!
作るのが好きとおっしゃっていて、好きこそものの上手なれってこのことね~と横からほほえましく見させていただいていました。

どちらの日も、本当に本当にあっという間で楽しかったです!

勉強した日本のこと

初めてなのでみんなでやってみましょうと言いながら、準備を始めると色々なことが気になってしまい夜な夜な勉強をしていました。

しめ縄に限らず正月飾りの意味、縄の形の意味、地域差、花材の意味、縁起、願い…

さらには古事記、世界の歴史、日本人の精神論、日本語や日本特有の挨拶から見る考え方などなど。

花飾りから「文化」を学び、すごく為になりました。

参加者さんにも調べたことでシェアしたいこと、伝えたいことがたくさんあって、私のワークショップでは珍しく最初にかなり長い説明の時間をいただきました。

知らなくてもお洒落なしめ飾りってきっと楽しく制作していただけると思うのですが、せっかくだから各花材の意味を知り、2025年への願いを込めて制作していただけたら。

そんな熱い思いが伝わりましたでしょうか?!(笑)

皆さんにとっても初耳なことが共有できていたら幸せです。

来年もやります!

やったことないしできるかなと不安だったしめ縄ですが、いざやってみるとまず、何よりも自分が楽しい。

そして後日皆さんの感想をお聞きして、これは是非来以降もっともっと内容を洗練して開催を続けていきたいなと思いました。
何より、日本の文化をこの機にお伝えしていきたい、そんな想いもあります。

今年ご参加いただきました皆様、沢山たくさんフォローしていただき本当に有り難うございました。

最後になりますが、声をかけてくださった木の家ヨガさんのリンクも貼っておきます。
訪れた人が全員「ここは本当に居心地の良い家」と言う、素敵な素敵なヨガハウスです。

2024年最後の花仕事を参加してくださったみなさんのおかげで、温かい気持ちで終えられて心より感謝しています。

初開催のしめ縄ワークショップ、どうも有り難うございました!

12月のドライフラワーレッスン

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年の瀬が近づき慌ただしくなる時期にもかかわらず、今月も皆さまレッスンにお越しいただき有り難うございました。
はじめましての方、クリスマスワークショップに引き続いて連続で来てくださった方、プレゼント用にと制作された方…
皆さまと楽しい花時間を過ごさせていただき今年最後のレッスン、とても楽しかったです。

クリスマスを意識したヒバのテーブルアレンジメント

12月の小さな花飾りは置き型としても壁掛けとしても飾っていただけるアレンジメントをご提案しました。
うちでは壁掛けとして飾っていますが、お作りになられた方々は置きアレンジとしてご検討いただくことが多かったように思います。
どちらでも、お好きなようにお飾りください^^

ヒバや野ばらの赤い実が入ったいかにもクリスマスらしい作品のレッスンをさせていただきました。

大作のタペストリーも完成!!

何度も通ってくださっている方が今年一番の大作である冬のイベントタペストリーを見事にお作り下さいました。
花材を入れる向きが一方方向だけではないので作るのはなかなか大変だったと思います。
しかしその分完成した時の達成感は倍増。
大きな作品を最後まで丁寧にお作りいただきありがとうございました。

米粉スイーツはクリスマス仕様に

今月のスイーツは米粉生地のスポンジにお豆腐クリームでヘルシーなクリスマスケーキをご用意させていただきました。
抹茶バージョンだった方、ココアバージョンだった方、どちらに当たるかは来てからのお楽しみ。
ヘルシーだけどお腹いっぱいになるスイーツでした。

2025年、さらに美しい作品をご提案できるように

今年はマンスリーレッスンという形で9月から開始して、毎月途切れることなく皆様にお越しいただいたこと、12月最後までやり切れたことを本当に感謝しております。
まだまだ拙いところがあり、来年はもっと、もっと
うっとりしてもらえるような…心が軽くなるような、そんなお花の作品をご提案できるように邁進したいと思います。

本年は残すところしめ縄ワークショップのみとなりました。
こちらは完全に初めて企画。
かなりドキドキソワソワしています(^^;

ご参加いただける皆さま、当日はどうぞよろしくお願いします。

11月のドライフラワーレッスンとクリスマスワークショップ

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11月は多くの方が花息吹にお花をしにやってきてくれました。
お忙しい中時間を作り、わざわざ足を運んでくださった皆様、どうもありがとうございました。

人気のピンクベリーのラウンドリース

11月はこちらのラウンドリースがとても人気でした。
特にピンク色のペッパーベリーと小さな小さなスプレーバラのリトルウッズ。
これらの花材が入るのは制作の終盤なのですが、皆さんから「可愛い!」の連発をいただきました。
ピンクの花材が入ることでそれまでシックな深い秋色だったものが急に可愛らしく変身します。
その過程も楽しんでいただけたようです。

クリスマスは定番ツリーのアレンジメント

今年も人気はクリスマスツリーのアレンジメントでした。
昨年同様、ベース花材は共通で、そこから先の色を付ける花材はお好きなものを選んでもらう方式に。
お一人ずつ個性が出てオリジナルの作品が仕上がっていく様は横から見ていてとても面白いのです。

参加者お一人お一人”らしい”、世界に一つだけの作品を仕上げていただきました。

プライベートレッスンも開催

ツリーをお作りいただいた生徒さんから、同じ花材でリースも作りたいとリクエストをいただきプライベートで開催いたしました。
ほとんどツリーと同じ花材を使用しているので二つ一緒に並べたときの統一感がとても素敵ですよね。
お家の中がきっと華やいでいるだろうなぁ♪

はじめましての方に多くご参加いただきました

今月はクリスマスワークショップもあって普段お花をしない人もやってみようかなと、一歩踏み出してお越しいただく方が多かったです。
またご紹介でご友人様を誘ってやってきてくださる方も。
みなさんと秋のひとときをお花とともに過ごせてとても楽しい1カ月でした。
お越しいただいたみなさん、どうもありがとうございました。

来月は白樺の小枝をベースにしたアレンジをご用意しております。
年末でお忙しいかと思いますが、だからこそお花と無心で向き合い作品を作り上げる静かな時間を味わいに是非いらしてくださいね。

お話し会「風の時代の子育て」由本雅則さん

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10月の花とほっこりスイーツの会では、後半のお茶タイムに特別ゲストをお招きしてお話し会を実施しました。
花息吹として初めての試みでしたがゲストスピーカーの方、ご参加いただいた皆さまのお陰で心温まるひとときを分かち合うことができました。

幸せアドバイザー由本雅則さん

今回のゲストスピーカーはどんな人かと言いますと…
元阪急百貨店マーケター/西宮阪急二代目店長
30代は懐かしい方多いんじゃないかな、エンジェルブルーやデイジーラバーズを流行らせた仕掛け人であり
また阪急百貨店のコトコト広場を立案された張本人
売り場面積を狭めてでもコミュニティ広場を作ることの重要性を、どの百貨店にも先駆けて日本で一番最初に実現された方です。

さらっと我が家に来てくれましたが本当にすごい方です(笑)

昨年定年を迎えられ、現在は個人で幸せアドバイザ―としてご活動なさっておられます。

私と由本さんとの出会いは地域の助産院の親子広場でした。

その親子広場は元歌のお兄さんが来ていたり、市の福祉課の方が来ていたり。
その中に由本さんもいらっしゃって、たまたま少しお話しさせていただいたという繋がりです。

お話しさせていただいたのはとても短い時間でしたが、その時に由本さんに背中を押してもらったのがきっかけで今このように子どもがいながら花仕事を始めるに至っています。

今月の花会では祖母・母・孫の三世代でお越しくださる方が偶然2組重なる日があり、せっかく世代を超えて人が集まるのだから是非由本さんにお話ししてもらおう!とお願いしてお越しいただいた次第です。

今までの子育て、これからの子育て

百貨店という場でマーケターとして長きにわたりママという生物、そして子育ての変遷を見つめ続けてきた由本さん。
今までの時代の子育て、そしてこれからの時代の子育てで必要とされるものの移り変わりや、子育てに限らず大きな時代のトレンドを生き抜く心構えなど多岐にわたりお話しいただきました。

お話し会の終盤は皆さん人生相談もちらほら。

由本さんからは温かくて心強いメッセージを皆さんにお届けしていただき、大変和やかな会となりました。

この会の企画者として、皆さんにお話をシェアしていただけるような安心安全な空気感のある場をつくれたことにホッとしています。

芸術が担う役目はこれからの時代大きい

由本さんのお話でもありましたが、時代が変わり、人が注目する価値がお金やテストの点数といった客観性のある数字から真逆の定量化できないものへと移ろいで行く昨今。
芸術はまさに主観的であり、多様で目には見えない心の深いところに訴えるものです。

アート、作品、自然の美しさ。
これらは今後ますます豊かな人生を送るのに重要になってくると思います。

自分ごとですが、そういった経験を私も娘にさせてやりたいなと思いましたし、私自身もレッスンを提供する身として精進していきたいなと思いました。

花息吹では、今後も他業種のスペシャリストをお招きしてお話し会を企画していきたいと考えています。
2025年は3つぐらいできるといいな…。

決まりましたらこのホームページはもちろん、SNSやLINEでもお知らせいたしますね。

10月のドライフラワーレッスンと花会

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10月のレッスン・花とほっこりスイーツの会ありがとうございました。

さすがに涼しく秋のレッスンをと思っていたらなんのその。
クーラーをかけながらたくさんお喋りをし、新たな裏メニューの誕生で盛り上がった一カ月となりました。

今月もお越しいただき誠にありがとうございました。

レッスンは実物祭り

秋といえば実物。
特に暖色系の温かみのある実物をふんだんにご用意させていただきました。
ハロウィンにピッタリの小さなかぼちゃが入ったバスケットアレンジメントをお作りいただきました。

またリメイクレッスンのご要望もいただき、昨年作成したベースを再利用して再びアレンジメントをお作りいただきました。

ちなみに去年、私が作成した際のものはこちら

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今回は生徒さんが自ら花材を選んでお作りになりました。
ガラリと雰囲気が変わりましたね!

来年はどんな風にしようかなと今から楽しみになりますね。

花会では裏メニューが誕生

毎月来てくださっている生徒さんのリクエストでグラスペイントを実施したところ、これが大人気!
今月の花会はみなさん童心に戻ってグラスペイントを楽しまれていました。


こちらは今後も花息吹で毎月していただけるように準備を整えますね。

花会は年内は10月をもって終了し(11月はクリスマス、12月は年末のため)、来年2月に再スタートをいたします。
スケジュールについては当ホームページのお知らせか、公式ラインが一番早くアナウンスしておりますのでお気になる方は是非お友達登録の方をお願いいたします。

今月のおやつ

10月のおやつは米粉のパンプキンタルトをお出ししました。
サクサク生地のタルトが美味しいと好評いただきました。

アイスティーはアップルティーをお出ししました。

さて、来月のおやつはなんでしょう。
おやつを楽しみにお越しいただいても大歓迎です。

また11月に皆様と、新しい方ともお会いできるのを楽しみにしております。

9月のドライフラワーレッスンと花会

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9月のレッスン・花とほっこりスイーツの会ありがとうございました。

真夏の勢いのままヘロヘロになった9月。
お彼岸を過ぎたあたりからようやく少しづつ朝晩が涼しくなったおかげで月末開催だったレッスンと花とほっこりスイーツの会も安心して皆様にお越しいただくことができました。

今月もお越しいただき誠にありがとうございました。

レッスンではハーフリースのコツを

均等に円形に形作るリースと異なり、半分にだけ花材を入れるハーフリースは土台の作り方やアウトラインの取り方に少し工夫がいります。
そのポイントを押さえると押さえないでは出来上がりの雰囲気が異なるんですよ。
ちょっとしたコツをご説明して、くすみカラーのピンクや紫のお花をたくさんあしらっていただきました。

花会ではアレンジメントを

今月ご参加された方はお二人とも前回スワッグをおつくりになっていたので、今回はアレンジメントやリースをお作りになっていました。
なかなか初見で花を見て作品をイメージして作るってむずかしいものです。
自分でそろえた花材でもなく、私の家にある花材でその時瞬時に判断するのはとても高度なことに違いないのですが、みなさん本当に素敵な作品を各々お作り下さいました。

今月大変だったこと

今年は異例の暑さと言われていましたが、まさか9月もこんなにきつい日差しが延々と続くとは思っていませんでした。
いくらドライフラワーと言えどここまでの高温になると品質を保持するのが難しく…
色褪せとの闘いもあり、できることを全部してお越しになった当日に精一杯の綺麗な状態のお花でお迎えしようと裏ではあたふた。

発色綺麗な状態のお花でお迎えできた当日はホッとしました。

今月のおやつ

9月のおやつは米粉のシフォンケーキをお出ししました。
牛乳、小麦だけでなくなんと油も入っていないんです~。
ですのでかなりあっさり軽く召し上がっていただけたのではないかと思います。

アイスティーは白桃のフレーバーティーをお出ししました。

さて、来月のおやつはなんでしょう。

残念ながらまだこの暑さは続くみたいで、この分だと10月のレッスン花材も死守しなくてはいけないですね💦

また10月に皆様と、新しい方ともお会いできるのを楽しみにしております。

本と花と子どもをつなぐ

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読み終えた本を花に
そして子どもたちへ

お家で長い間眠っている本、風景と化している本、それらをお金にかえるのではなく、その金額分の花にかえて子どもたちにフラワーアレンジメントの経験機会をプレゼントしよう!

花息吹もフラリボンさんの企画されているプロジェクトに参加させていただきます。

フラリボン自体の詳しい説明は本元のサイトを記載しておきますのでそちらをご確認ください。↓

私がこのプロジェクトに賛同する理由

絵本が好き、花も好き、それらを何か社会的に良い形で還元できないかなと今年の夏に考えていたことがありました。

最初は花で立った売り上げの一部を寄付という形で子どもに絵本を読み聞かせたりしている団体に渡そうと、絵本好きの友人たちに相談したり。

みんなそれぞれ一緒になってすごく真剣に考えてくれて、なかには暑い中、わざわざ団体のところまで出向いて話を聞いてきてくれた友人もいました。

そちらも並行して今もなお考え中(候補はいくつかある)なのですが、調べている途中で出会ったのが今回ご紹介するフラリボンプロジェクト。

このプロジェクトが面白いなと思ったのは、本をお金に換金するのではなく花に換花(?)するところ。

要は、寄付ってお金だけじゃないよね、フラワーアレンジメントという体験を寄付しますよという、なんかそこが面白いなと感じて参加することにしました。

子ども時代に花に触れる体験がある子どもが日本にどれぐらいいるのだろう

フラリボンさんのサイトでは体験格差というのに貧困を書かれていますが、貧困であるなしに関わらず、子どもの時に草花やアートに触れる経験のある子って昔より減っているのではないでしょうか。

アナログよりもタブレット、そもそも周辺環境に自然なんてない、アートするより塾に行く。

草花に触れる、美しいものを見る、感じる、自分でもつくってみる…
それはその子の人格や人生を創る上ですごく重要な体験です。

そんな機会を提供しようというフラリボンさんの取組みは是非もっともっと世の中に広まってほしいと願っています。

私に本を預けてください!

もしご自宅に読んでいない本がある方、眠らせ続けておくぐらいならこのプロジェクトで昇華しませんか?

私も今家の中を探しているのですが、1歳のやんちゃなモンスターにより表紙がボロボロの本ばかりになっています(泣)

私一人じゃ全然数が集まらないので、もしもいいよという方がいらっしゃいましたら預けていただきたいです。

やり方は簡単、私に本を送るだけ。
ご連絡いただいた方に送り先をご連絡いたします。

皆さんの協力が必要です。

どうぞよろしくお願いします。

花カフェご参加有り難うございました

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7月の新たなチャレンジ、花カフェ企画。

はじめての試みにもかかわらず全日程0人にはならずに開催しきれたことを大変嬉しく思っております。

今回参加してくださった方は皆さん花息吹はじめましての方ばかり。

多少の緊張感をもって当日を臨んだ私でしたが、本当に優しくて素敵な方ばかりで、なんてあたたかい世の中なんだろうと毎回終わったあと一人じんわりしていました。

日常感丸出しの家

花サロンは非日常を演出すべき、それをみなさん望んでいらっしゃるに違いないと、ずっとずっと思ってきました。

なので子どもがいる今の家でそんなのできやしない、まずはこの子が小学校に行って部屋のインテリアを整えられるようになるまでは…と。

でも、近くの米粉パン教室がお子さんいてもお家で開催していたりたまたま助産院でお会いした人に背中を押してもらえたことがきっかけで「とりあえず、やてみよう!」と思えるようになりました。

実際にカフェ開催中は子どもが泣いたり電子音のおもちゃが鳴ったり…。

しっとりクラシック音楽の流れるサロンとはなりませんでしたが、にもかかわらずみなさんに「子連れで花何て絶対できないと思ってた」「かえって気軽に来れて嬉しい」「赤ちゃんにも癒される」と言っていただけました。

こうあるべきの思考を外して、今自分にできることをしよう。

そう決めてチャレンジしてみて、それを肯定してくださる方々と出会えて本当に良かったです。

世界はあったかい

また参加してくださった方が後日SNSで嬉しすぎる投稿をしてくださいました。

“色んな人と出会うけど
みんなそれぞれに想いがあって
想い描く未来もそれぞれだけど
みんな子供達に残す未来を考えてたり
大事にしてるところが共感出来て
素敵な出会いにまゆ子さんにも感謝でした♡”

こんな風に捉えてくださる方がいるんだ
自分にも、小さくても優しいコミュニティを作ることができたんだ

とても心がポカポカした投稿です。

本当に殺伐とする出来事が多いけど、世の中は、社会は、そればかりではない。
こんなにもあったかいんだよということを隣で転がっている娘にも見せてあげられていたらいいなと思いました。

改善点は次に活かして

私の運営上の改善すべき点がリストアップできるぐらいに細々とあります(汗)

改善すべき点は一つずつ改善し、次回9月開催時にまた少しでも心地よい空間にしていけるようにしたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします!

はじめて商工会議所に行ってきました

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少し前のことですが5月。
思い切ってドキドキの商工会議所デビューをしてきました。

きっと私のようにお家で何かをしたいけれど、そういうときって誰に相談してどうすればいいんだろう。

商工会議所って名前は知っているけどいったいどんな相談に乗ってくれるのかな、自分なんかが行ってもいいものなのかなと思う方いらっしゃると思います。

そういった方々のお役に立てればと思い、はじめての商工会議所がどんな場所だったかお伝えします。

相談しようと思ったきっかけ

娘の夜泣きがだいぶ落ち着いてきて、夜通し寝てくれる日もちらほら出てきました。
卒乳もし、赤ちゃん育児から幼児育児へ足を踏み入れつつある今日この頃。

私の産後のホルモンバランスも落ち着いてきたのか、もう少し自分のことに時間を使いたい、もう一歩踏み込んで花息吹を運営したいという気持ちがむくむくと出てきました。

そう思ったときに、継続して相談に乗ってくれるパートナーが欲しい、そして今までやってきた感じで自分はSNSマーケティングで宣伝するより、地道にオフラインな活動で告知・集客したいなと、地域に根差した教室運営をしたいと思ったんです。

地域に根差すのであれば地域の商工会議所の門をたたいてみるのは一つヒントをもらえるかもしれない。

そんな流れで商工会議所が気になり始めました。

敷居が高い?!

とはいえ、商工会議所って私の中では中小企業向けのものであり、従業員がいるとか法人化しているとか、個人事業主でもある程度しっかり収益があるとか、あるいは実店舗がある商店が対象なのかな…

私のような家でお教室やりたいんです、まだ目立った収益もあげていませんというような段階の者が行ってもいいのだろうかと心配でした。

その時ふと思い出したんです。

昔友達がお酒の席で、ツイッターのつぶやき代行のビジネスやろうかと思って商工会議所に相談に行ったら止められたと。

その時はネタとして大笑いしていたのですが、今思い出して「あの相談を持って行けるなら私の相談も聞いてもらえるかもしれない」と思い直しました。

早速とりあえずでお問い合わせフォームからメールを送るとすぐに担当の方からお返事が。

大まかな相談内容を伝え、こんな私が行ってもいいのか聞いたところ、もちろんですよ、お子さんもつれてきてもらっていいですからねと優しさあふれるご連絡をいただきました。

こうして相談日時を決め、いざ伺うことになりました。

事業計画書で事前準備

相談までにGWを挟み時間があったので、その間に事業計画書をネットで検索しながら自分で書きだしました。

私、恥ずかしながら事業計画書を初めてちゃんと書きました。

今までノートにメモしたりしていましたが、はじめて第三者に見せるように、花息吹の存在意義を納得してもらえるように、を意識してしっかりフォームとして書きました。

これがすごく良くて、思うんですけどお金を払ってビジネススクールやブランディング・マーケティングスクールに行かなくても基本はすべてこの事業計画書をきちんと書き込めれば概ねOKだと思います。

あとはそれを継続的にブラッシュアップして書き直して、自分の行動と照らし合わせさえすればいいのではないか、もちろん、プロによるアドバイスはスクールに通えばもらえるし新たな視点に気づけることは醍醐味ですが、行かなくても基本は自分でできると思わされたのが事業計画書作成でした。

いざ相談へ

西宮市の商工会議所は建物も新しく、事務所もとてもきれいでした。

約束の時間に伺うと個別の相談室に通されて、そこで1時間ほど。
大変親身に相談に乗ってくださいました。

集客のこと、ターゲットのこと、売り出す強み、子育てしながらの今後の活動などなど。

ただ、この場でできる相談は大まかなところまでで、さらに一歩踏み込んでとなると商工会議所の会員になる必要があります。
無料の相談で今の私は満足でしたけど、またやっていく中でもうちょっと込み入った相談がしたいと思ったときは会員になろうと思います。

勇気を出して行って良かった!

問い合わせる前は「私なんかが…」でもじもじしていた私ですが、もっと早くに行けばよかったです(笑)

私の地区担当の方は本当に優しくて、とても親身に相談を聞いて下さいました。
そして子連れでも全然気にせずに行くことができました。

面談後には、話した内容のまとめをメールしてくださって、至れり尽くせり。
とても勉強になる機会でした。

今回相談したことをまずは一回やってみて、今年の振り返りではないですが年末ぐらいにまた行こうかなと思っています。

商工会議所は個人事業主じゃなくても、例えば今サラリーマンでこんなことをしてみたい(まだ何もやったことはない)でも、話を聞いて下さいます。

担当の方曰く、「この地域に住む皆さまがお客様です。商業活動をしている人だけでなくしたい、してみたい方なら皆さん来てもらえます。」とおっしゃっていました。

もし何かやりたい、でもどうすれば!という方は是非行ってみてください。

この記事が、誰かのお役に立ちますように。