手作りのある暮らし

コラム:手作りのある暮らし 私の発信ヒストリー

こんにちは、花息吹の小川まゆ子です。

前回のコラムでは私がお花をはじめたきっかけを書きました。
なんとなくで始めて、居心地がよくそのままなんとなく続けて、気が付いたらしっかり学んでて。
要は好きだったから自然と続いて今に至る、そんな感じです(笑)。

ただ一つ、お花が個人的な趣味の範疇で終わらなかったのは習うのと並行して発信をしていたからかなと思います。

そこで今日は、私の発信ヒストリーについて書いてみようと思います。

2018年ぐらいからはじめました

私が発信というものをし出したのはかれこれ今から6年ちょっと前。

それまでインスタグラムのアカウントも持っていませんでした。

お花をするようになって、スクールの先生のすすめもあり個人アカウントを開設してみたのが最初です。

完全に個人アカウントだったので顔出しも実名もせずどちらかというと見る専用。

facebookは学生の頃よくしていましたが社会人になってからは全く開かなくなっており、SNSというものにかなり遠い数年間を過ごしていました。

その少し前ぐらいでしょうか…
無料で開設できるホームページを作ってみたのです。

その頃サラリーマンをしていたのですが、今のように興味や生活の延長線上の仕事ではなく、ワークとライフが完全に分かれた働き方をしていました。

正直、しんどくてしんどくて何かほかの働き方ってあるのかなとそんなことばかり考えていました。

その時にふと、会社員だけではなく『個人としての自分』を表現するプラットフォームを持っておきたいと思ったのがきっかけです。

当時の考えは今でも鮮明に覚えていて、早朝に出勤しながら「これからは誰もが自分の表現の場(それはホームページに限らずSNSでも何でも)を一つは持つ時代になるんじゃないか、持っておいた方がいいんじゃないか」そんなことを思いながら会社に向かって歩いていました。

それでなにをするでもなく、とりあえず持っておこうと思い銀行口座を作るのと同じぐらいの流れで作っていました。

最初のホームページはWixで作りました

一番最初のホームページはWixのおしゃれなテンプレートで作りました。

目的も活動もないので、ただの日記サイトとして立ち上げたわけですが、なんせ発信をしてきたこともなければこれまで紙で日記を書いたわけでもないくせにいきなりブログを書けるわけもなく。

アフェリエイトでお小遣い稼ぎできたらなんていう甘い期待もなかったわけではないですが、そのために必要な更新頻度や文字数を調べては到底及ばず。

今日のランチはどこ行って何食べた、それぐらいしか書くことがありませんでした。

また開設の目的がなかったので見栄えだけで選んだテンプレートを使っており、これがまた更新しづらかったのを覚えています(笑)。

見た目がかっこいいのと、更新しやすいのは別問題。

もう一つ付け足すと、訪問者が必要な情報にアクセスしやすいのもまた別問題。

学びが多い最初のホームページでした。

お花仲間にサイトの存在を知ってもらったのが大きな一歩

そんな何のためにあるのかもわからないホームページをとりあえずだけで持っていた私ですが、大きな一歩となったのはお花仲間にサイトの存在を知ってもらって(バレて 笑)、ブログを読んでくれる”読者”ができたことです。

これはかなり大きな前進でした。

ホームページを作ったくせに恥ずかしさから知り合いには知られたくない、そんな気持ちでいた私(なんとあまのじゃくw)

それがひょんなことから、たった数人でも見てくれる人ができたというだけで俄然モチベーションというか「ちゃんとやらなきゃな」という義務感のようなものが芽生えたわけです。

この辺りからお花の発信をしていこうと決め、サイト名を変えたりブログ内容も花にちなんだことにしたりと少しずつ自分の好きを表現し始めました。

コロナも大きな後押しに

暫くするとコロナにより完全在宅勤務になりました。
そのおかげで、通勤に費やされていた一日の数時間が丸々空くようになりました。

突然空いた時間を使って、ホームページの更新やSNSの投稿を作ってみたり、お花の練習をしたりと色々自己表現の活動に割り当てることができるようになったんです。

世の中の勢いもあったと思いますが、コロナの時ってSNSが非常に盛り上がり、多くの人が個人で生きていこう!みたいな発信に心を動かされたことがあったのではないでしょうか。

私もその一人。

自分の好きなお花で何かできないかなと、無料で作れるオンラインショップを作ってみました。

お客様なんて誰もいない、本当にただ作っただけ状態だったのですけど、それとホームページと連動させたりインスタグラムでお知らせしてみたり「真似事」にすぎないレベルでしたがやってみました。

当時は生花でやっていましたから、マンスリーブーケを自分なりに毎月作ってショップを更新、連動してホームページとインスタグラムも更新するというのをやっていました。

真似事であってもやってみる。
これってすごく大事です。

たとえ月一のブーケ販売でもショップとしてネットに出した以上、実際に注文が入ったときにどう包んで配送するのか、来月はどんなブーケを提案するのか…
趣味の世界だけでは考えられなかった課題と向き合うことになります。

そうこうしてやっているとSNSで同じようにお花好きさんたちと繋がれて(これは本当にコロナの後押しが大きかった)、みんなの活動を見ていると「私もこんなのやってみようかな」と刺激をもらえて、そうして少しずつフォローの輪も広がっていきました。

顔出しは最初こわかった

こんな感じで、少しずつ「お花をやっている人」として新しく繋がった人たちに認識され始めた私ですが、次の大きな一歩は顔出しと実名で発信することだったと思います。

2021年ごろからはインスタグラムの個人アカウントは閉鎖して花アカウント一本でやっていました(複数のアカウントの管理が性に合わないため)。

ホームページも、だんだんとコンテンツを増やしたい、レイアウトを変えたいなどの欲が出てきたので自分でやるのは早々に諦め、エンジニアの夫に助けを乞うてWordpressでやってもらいました(ですのでこのホームページはワードプレスで作っています)。

余談ですが最初から一番身近な専門職に頼んでおけば良かったとしみじみ思いましたね。私がチマチマやるより彼に頼んだ方がよっぽど早かったです(笑)。

数年かけて、ほんの少しずつだけど確実に拡大してきた自分の表現の場。

今より一歩、世の中に”花をやっている人”として選ばれるには顔を出したほうが良い。

自分だって何かサービスに申し込むとき、その人のお顔がわかる方が安心する。

そうとはわかっているのにネットに顔出すの怖い昭和人(笑)。

モジモジとしていたのですがえいっとインスタグラムのプロフィール写真を変えてみたら、仲の良いフォロワーさん何人かからすごく良い反応をいただきました。

一度出しちゃえば全然平気になるんですよね、不思議(笑)。

また顔を出したことで自分の発信やサービス内容に責任が一層持てるので、勇気を出して良かったと思います。

お陰様で、今ではへっちゃらですw

ホームページは何度も何度も改訂しています
SNSも色々やってみました

こちらのホームページも褒めていただくことが今でこそ増えたのですが、レイアウトや中身はもう数えきれないぐらいに改訂を重ねています。

やっていく中でコンテンツを変えたい、イメージを変えたい、フォントを変えたい、こんな機能が欲しい…それこそ無数に出てきます。

ホームページの発信に関しては、最初から完璧なものなんて世に出せないということを身をもって体感してきたつもりです。

SNSも、今ではインスタグラムがメインですが旧ツイッターを頑張ってみた時期もあったし、Youtubeも撮ったことがあります。

限られた字数の世界で表現する難しさや、動画編集の骨が折れる大変さも知りました。

あとオンラインショップも実際に運用が始まってから、送料の設定や細々としたポイントからプラットフォームを変えたり、本当に色々やってます。

今も試行錯誤中です。

この辺りはやりながら、自分にフィットするものを探っていくしかないなぁと思います。

私の発信ヒストリー、書いてみると随分変遷を辿ってきたように思います(笑)。

この記事で一番伝えたいことは、前述もしましたが

“最初から完璧なものは世に出せない”

この一言です。

専門業者に頼んでお金をそれなりに払えば、アカウントやサイトは最初から質の高い箱ができます。

ですがそれを本当の意味で自分のものにして、心から自分のフィットするものにする、心地よい発信をする、これはトライアンドエラーでやってみることでしか得られないです。

私も2018年から気長にやってきた結果今の花息吹にようやく繋がりました。

さて、次回は私が思う世の中の発信の変化、発信をしていて訪れた変化について書こうと思います。

コラム『手作りのある暮らし』 次回更新1月29日(水)